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平松幹夫

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平松幹夫(ひらまつみきお) / マナー講師

人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾

コラム

マナーうんちく話1695《おもてなしのお茶とお菓子、右に置くのはどちら?》

2018年6月30日

テーマ:訪問ともてなしのマナー

コラムカテゴリ:スクール・習い事

コラムキーワード: おもてなし サービスおもてなし 講座

ビジネスシーンでもプライベートでもお客様を迎えることは多々あります。

この時、「日本茶に和菓子」、あるいは「コーヒーにケーキ」でおもてなしをすることがありますが、実はマナーの世界では、これらの置き方にも決まりがあります。

お客様から見て、お菓子やケーキは左側に置きます。
お茶やコーヒーは右側ということです。

なぜでしょう?

日本は左上位です。
だからお菓子やケーキは左側になります。

日本は世界屈指の飽食の国になったので実感がわかないと思いますが、昔は食べるものにはとても不自由でした。
だから今では考えられないくらいに大切に扱いました。

特に砂糖はとても貴重品です。
従ってその砂糖を使用したお菓子は、お茶よりも格上になります。

日本料理の世界にも左上位の傾向はみられます。
和食の定食を例にとると、ご飯と吸い物やみそ汁ではご飯が左、吸い物やみそ汁は右側になります。

ご飯、つまり米は何物にも代えがたい貴重品だから各上になるわけですね。

また一匹丸ごとの魚料理では頭が左に来ます。
これらは基本的なマナーですからぜひ参考にしてくださいね。

ちなみにお客様には日本では熱いお茶を出すのが一般的ですが、暑い時には冷たい麦茶の方が喜ばれるときもあります。

聞けるようでしたらお客様に好みを聞けばいいでしょう。

熱い茶わんなら茶たく、カップの場合は受け皿、グラスの場合はコースターをつけて下さいね。

もしもお茶や飲み物を出して、お客様が全然口をつけなかったら、一度は進めて下さい。

但し体調が悪い時や心理的に受け付けない場合もあるので、それ以上は無理にすすめないでくださいね。

客としてお茶やお菓子を出されたら、先ずは「ありがとうございます」、そして「いただきます」です。

全て飲めそうもなくても、一口飲み物に口をつけることをお勧めします。
残りはおいとまするまででいいでしょう。

コーヒーや紅茶を出すときな、砂糖やミルクはお客様にお任せした方が親切です。

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