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平松幹夫

講演会で大活躍!マナーと生きがいづくりのプロ

平松幹夫(ひらまつみきお)

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コラム

マナーうんちく話983《「茶は服のように点て!」》

他家(他社)を訪問した時に、お茶と和菓子を出して頂きました。
どう振舞いますか?

1、直ぐに頂く。
2、暫くして頂く。
3、遠慮する。

大きく分けて以上のようになりますが、茶と菓子を出されたら基本的には、すぐに頂くことをお勧めします。

遠慮することがマナーではなく、主人のお持て成しを素直に受けて、美味しくいただくことがマナーです。

主人は客人に美味しくい味わって頂くために、温度のことまで気配りをしてくれます。つまり一番おいしい温度で出して下さるわけですから、冷めないうちにすぐに頂くことがマナーです。

「熱い物は熱いうちに、冷たい物は冷たいうちに」ということです。

では、お菓子が先か?お茶が先か?ということですが、この理屈から言えばお菓子です。

お菓子の甘さが口に残っている間に、渋いお茶を頂けば、より美味しく頂けるわけですね。

勿論、流派により違いはあるようですが、私はお菓子を先にいただくようお勧めしています。

次に茶菓の出し方ですが、一応の決まりごとはありますが、客人の状況により柔軟に対応することが大切です。

詳しくは、「マナーうんちく話810《持て成しの「仕方・受け方」3杯のお茶より》」を参考にして下さい。

加えて、利休のお持て成しの心を説いた「利休七即」の中に、「茶は服のように点て」とあります。

日本が世界に誇るお持て成しの文化として「茶の湯」がありますが、日本では昔から客人を迎えるに当たり、お茶をだします。

日常茶飯事と言われるように、オフィスでも家庭でも日本ではごくありふれた行為です。

先ずは一服ということでしょうか。
食堂に入ってもお茶が出てきます。
旅館でもホテルでも、セルフスタイルですがお茶が飲めるようになっています。

しかも、これには料金がかかりません。
日本人が、如何にお茶のお持て成しを大切にしたかということです。

さて「茶は服のように点て!」ということですが、「服」とは飲むことです。

つまり、「三杯のお茶(三献上)」でも触れましたが、飲む相手の状況に応じて、一番飲みやすい湯加減や、分量をはからいなさいということです。

主人の都合ではなく、客人の視点で考えると言うことで、これがマナーです。

まさに、日本人の「お持て成しの哲学」の根源を成すもので、マニュアル対応に比較すると、非常に高度な知識やスキルが必要です。
場数を踏んで経験を積むことが大切です。

それなりの努力が必要ですが、その分客人の満足度が大きいと言うことです。
究極の自分磨きになり、あらゆる面で応用が効き、心豊かな生活に繋がります。

客人に茶菓を出すことを、固定労働と捉えず、マナーの視点でとらえて頂ければ嬉しいです。

ちみに茶と和菓子を出す時は、お茶が右で菓子が左です。
理由は「左上位」の原則で、お膳のご飯が左に有るのと同じ理屈です。
日本人なら是非覚えておきたいことです。

この記事を書いたプロ

平松幹夫

平松幹夫(ひらまつみきお)

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