マイベストプロ岡山
平松幹夫

講演会で大活躍!マナーと生きがいづくりのプロ

平松幹夫(ひらまつみきお) / マナー講師

人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾

コラム

マナーうんちく話399≪マナー美人31「縁の下の力持ち」≫

2012年11月27日

テーマ:人間関係を良好にするマナー

コラムカテゴリ:スクール・習い事

結婚式の仕事は大変多くのスタッフが関わります。
責任者やキャプテンなどとしてかかわる場合と、一スタッフとしてかかわる時では、気配りやエネルギーの使い方が大いに異なります。

ビジネスでもプライベートとでも、人に触れる表舞台で華やかに振舞う人より、いわゆる裏方の人の方が実質的には、それらを支えているケースが多いものです。

ビジネスでも一人前になるには、先ず裏方の仕事に精を出すことをお勧めします。人目につかず、ジミと思える仕事は、あまりやりたがりませんが、陰でコツコツと苦労の多い仕事をこなしていると、やがて人に認められ、信頼関係が築けます。

ビジネスでも、プライベートでも、家庭でも、地域でも、陰でやるべきことを、きちんとこなす人はマナー美人です。

仕事でも、ボランティアでも、男女を問わず、多くは地味なことが多いのが現実ですが、その中で、しっかりなすべきことをなし、任務を全うすることが大切であると考えます。
ここで、横着をしたり、手抜きをしたら、その人の品格は疑われることになります。

「縁の下の力持ち」と言う言葉が有ります。
最近は住宅様式がすっかり変化しましたから、「縁の下」とは、すっかり縁遠くなりましたが、「縁の下」とは、縁側の下のことです。
あまり目立つところではありませんが、家を支えている大切な場所です。

このことから、一目につかないところで、縁側を支えている柱のように、他人のために力を注ぐ人のことを「縁の下の力持ち」と言います。

外からも、他人からも見えず、決して表舞台には立たないが、その存在は計り知れないものが有ります。

そしてその心の持ち方が、人の心を満足させ、時にはトラブルの解決にもなります。

時として、「脇役」「女房役」、あるいは「内助の功」「裏方仕事」等とも言われますが、「和する心」や「謙虚」を大切にしてきた、如何にも日本人らしい言葉だと思います。

世の中には、人の目に触れないところで、世のため、人のために頑張っておられる方も多いと思います。

いくら実力が有っても、縁の下ではあまり認めてもらえませんが、本当は「力の有る人」のことを表現した言葉だと思います。

だから、縁の下の力持ちは、一番必要になる存在で、世の中はこの人達のお陰で成り立っているのではないでしょうか?

そして、真の品格とは、このような中で生まれると考えます。

この記事を書いたプロ

平松幹夫

講演会で大活躍!マナーと生きがいづくりのプロ

平松幹夫(人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾)

Share

関連するコラム

平松幹夫プロへの
お問い合わせ

マイベストプロを見た
と言うとスムーズです

お電話での
お問い合わせ
090-4573-1062

 

お問い合わせはお気軽にどうぞ

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

平松幹夫

人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾

担当平松幹夫(ひらまつみきお)

地図・アクセス

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ岡山
  3. 岡山のスクール・習い事
  4. 岡山のカルチャースクール
  5. 平松幹夫
  6. コラム一覧
  7. マナーうんちく話399≪マナー美人31「縁の下の力持ち」≫

© My Best Pro