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平松幹夫

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平松幹夫(ひらまつみきお) / マナー講師

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コラム

マナーうんちく話73≪話好きになる方法とは?≫

2011年5月5日 公開 / 2012年4月19日更新

テーマ:人間関係を良好にするマナー

コラムカテゴリ:スクール・習い事

コラムキーワード: お見合い

マナーうんちく話73《話好きになる方法とは?》

皆さんは、「話がもっと上手になりたいなー」と思われたことがありますでしょうか?
またそれは、何時、どんな時、誰と話す時ですか?

話は老若男女、口がきければほとんどの場合誰でも出来ます。ただその話が上手か下手かは、明確な基準がないので一概には言えません。その場の雰囲気、相手、内容等により大きく異なってくると思います。
これはさておき、人が上手に話をしたいなーと思う時は多々あると思います。例えば、プレゼンをする時、商談をする時、愛を告白する時、司会をする時、スピーチをする時等など。

それでは、これらの時、どのようにしたら上手に話をすることができるのか?
残念ながらそんな都合の良いマニュアルは存在しません。しかし、どんな場合も話しをするのが好きになれば、意外に好結果が期待できます。何事につけ、嫌々ながらしてうまくいくはずがありません。
ではどうすれば、自然に話が好きになるのか、ポイントは次の通りです。

①「前向きになる」ことです。
最初から会話でなくても、先ず挨拶から「先手必勝」で心がけて下さい。
向こうから少々苦手なAさんがやってきました。あなたはどうしますか?
1、避けて通る。 2、Aさんが挨拶したら自分もする。 3、自分から挨拶する。
この場合1、2だったら何時まで経っても進展は期待できないと思います。
苦手な人ほど、すすんで、丁寧に挨拶するようにして下さい。これでかなり期待できます。前の人に追いついてでも前向きの挨拶が出来るようになればしめたものです。
挨拶が積極的に気持ち良くでき出したら、会話は、それについてきます。

②兎に角「場数を踏む」ことです。
話しの苦手な人、嫌いな人でも、前向きに場数を踏んでいけば、自然に話すことが苦手ではなくなります。さらに慣れてくると話すことを好むようになります。そうなれば結果的に会話上手になっています。
私の場合は学生時代まで会話は全く駄目でした。それでも普通の生活には何ら支障をきたしませんが、ある時期になればそれが致命的になります。最初の難関は卒論発表の時です。どうしようもなく苦戦しました。次の難関は就職の面接試験です。これはどうにもなりませんでした。コネでホテルに採用して頂いたわけですが、その時も多恥をかいた記憶があります。このような状況でしたから入社しても苦労が多々ありました。でも色々と場数を踏んだおかげで今があります。
今回、震災の記者会見を担当されている人もそうですね。

③卑下しないでください。
会話が下手、苦手といって自分のことを決して卑下しないようにして下さい。殆どの人がそうです。私の経験では少なくとも会話が得意な人は精々4分の1くらいでしょうか。
結婚式や会議などのスピーチも、お見合いでの話も、本当に素晴らしいなーと思える人は意外に少ないですね。しかし苦手な中でも、「この話題ならまかして」という物をいくつか持っておくことをお勧めします。

④豊富な話題を身につけて下さい
話しは、その人の生まれ、育ち、環境によるものも多々ありますが、特に多いのが、その人の教養から出てくるものです。お世辞や賞賛も教養が必要です。
兎に角、新聞、雑誌などよく読み、豊富な話題を常に身につけておくことです。旬の食べ物は身体に良いですが、旬の話題も会話には欠かせません。新聞が一番いいですね。

それからお勧めは、四季の移り変わりに関することです。日本人同士ならこの話題は、どこでも、誰にでも親しみが持たれますし、中でも特にお勧めは「二十四節季」に関することです。このコラムでは「二十四節季の話題」は必ず触れていますので是非参考にして下さい。会話にも、手紙にも、メールにも、とても重宝します。

私は今ではすっかりしゃべる事が仕事のようなものですが、今になってしみじみと思うことがあります。

話し上手になるためには、敬語の使い方を学習し、発声練習や流暢なしゃべり方を修得することも確かに大切だと思います。決して否定するつもりはありません。
しかし、その道のプロの人は別として、一般の人は、あえてそのような練習をするより、積極的に多様な人と接し、様々な事を経験し、悩んだり、苦しんだり、考えたり、創意工夫するうちに、蓄積された自分自身の人生観というものが、本当に聞いてくれる人に感動を与えるのではないかと思います。「形より心」だということですね。

つまり大切なことは、その人がどんな服をまとい、何を身につけ、いかに流暢に喋れるかより、どう生きて、何を語れるかではないでしょうか。

このコラムで、今後とも多彩なお話しを発信できればと思っています。話しのネタに是非参考にして頂ければ嬉しいです。

この記事を書いたプロ

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