コラム
仙台の行政書士より180225心のメッセージ
2018年2月25日
本日は、仙台純福音教会の主日礼拝に出席いたします。
今日は、佐藤優著 人生の役に立つ聖書の名言(講談社)から一節を紹介いたします。
〈明日を思い悩むな〉
あすのことを思いわずらうな。あすのことは、あす自身が思いわずらうであろう。一日の苦労は、その日一日だけで十分である。
「マタイによる福音書」6章34節
精神科医で哲学者の木村敏氏は、人間の時間感覚とうつ病の間に関連があると考える。「ポスト・フェストゥム(祭りの後)」という発想をする人にうつの傾向があると言う。ラテン語で、祭りは「フェスト」で、後が「ポスト」だ。即ち、祭りが終わってから「ああすればよかった」「取り返しのつかないミスをしてしまった」とくよくよ悩むことだ。こういう人は、「決して後悔しないように」と先回りして完璧な準備をしようとする傾向がある。その結果、いつも思い悩んでいることになる。
もちろん誰にだって反省機能はある。しかし、それがあまり過剰になり、いつも思い悩んでいるとうつ病になってしまう。昨日の悩みは昨日悩めば十分、今日の悩みは今日悩めば十分、明日の悩みは明日悩めば十分と割り切って考えることだ。神は、この世界だけでなく、時間も支配している。それで何とかなると楽観的に生きていけばいい。
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