マイベストプロ宮城
菊地茂

人との関わりを大切にする法律のプロ

菊地茂(きくちしげる) / 行政書士

シャローム行政書士事務所

お電話での
お問い合わせ
022-293-3056

コラム

仙台の行政書士より141003心のメッセージ

2014年10月3日

コラムカテゴリ:法律関連

コラムキーワード: 行政書士 相談

 本日は午前中、建設業許可申請とNPO法人設立申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。

 今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。

 ある青年が何気なく言った言葉が忘れられません。「あまりにも至れり尽くせりでサービスされると、『俺って、信頼されていいのかな~。この人、いつまで俺を子ども扱いするんだろうな~』と思ってしまって、悲しくなることがあります」。
 どちらかというと、サービス精神旺盛な方だと自負している私にとっては、かなりドキッとする言葉でした。こちらとしては「良かれ」と思ってしていたサービスが、人によっては不快感を感じさせてしまうことがあるのです。
 いわゆる「余計なおせっかい」は、注意が必要です。あまりにも、手を貸しすぎると、相手の自尊心を傷つけ、相手の成長の機会を摘んでしまう危険があります。彼の言うように、あまりに至れり尽くせりで、サービスすることは、一見愛情のように見えますが、“相手を子ども扱いしている”、もっときつい表現をつかえば、“相手をバカにしている”ことにもなりかねません。
 手を出したくなるところをグッとこらえて、温かく見守りながら、相手の成長を静かに喜ぶことが、本当の愛情です。子育てで言えば、「いざというときは、この子のためだったら何でもするんだ」という覚悟と愛情をもって、あえて手を出さないでいる親の忍耐こそが、我が子の自尊心と自発性を育てるのです。

この記事を書いたプロ

菊地茂

人との関わりを大切にする法律のプロ

菊地茂(シャローム行政書士事務所)

Share

菊地茂プロのコンテンツ

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ宮城
  3. 宮城の法律関連
  4. 宮城の書類作成
  5. 菊地茂
  6. コラム一覧
  7. 仙台の行政書士より141003心のメッセージ

© My Best Pro