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コラム

安価に・工期短く・美観も見違えるほどに! – 屋根カバー工法での屋根修理のススメ

2022年10月10日

テーマ:屋根リフォーム

コラムカテゴリ:住宅・建物

屋根カバー工法とは?

屋根カバー工法とは
現在の屋根の上にさらに金属製などの屋根を乗せる、いわゆる「二重屋根」にすることで、雨漏りや台風などに耐えられる屋根を作るのがカバー工法です。 廃材が出ないため安価に済む、短く仕上げられるなどの長所がありますが、屋根に重量が増えることと、劣化した屋根・瓦屋根は不可なのが短所です。

屋根カバー工法の長所

葺き替えとは違い、既存屋根の撤去をしないので、廃材がほとんどでません。なので、処分費用や撤去費用が不要で葺き替えよりローコストで施工できます。

工期が短いので急ぎの工事にも向いていますし、屋根はそのままなので、工事中もそのまま生活していただけます。

素材によって、遮熱性や遮音性を向上させる効果も見込めます|

屋根カバー工法の短所

重量増加により、耐震性の面でデメリットがあります。(当店では軽量で丈夫なガルバリュウム鋼板を使うことで、このデメリットを最小限にしています、ご安心ください)

施工できない屋根があります。代表的なものは瓦屋根は原則不可です、痛みすぎている屋根は内部補修が必要なので原則不可です。

軽量で遮熱性も付加できる特殊な屋根材が今大人気です!

人気の屋根材
当店では「ガルバリウム鋼板を使用した屋根カバー工法」をオススメしています。

通常の耐久性はもちろんですが、加えて酸性雨などに非常に強く、ヒビ割れの心配もなくご安心いただけるからです。

また、遮熱性に優れた金属屋根材ですので、特に夏などは住みやすい家になるというプラスアルファのメリットも手に入れることができます。

デクラ屋根システムがおすすめの理由

当店で最も人気があるのが、デクラ屋根システムの屋根材です。
これは、

  • 超軽量で取扱い性に優れた環境にやさしい屋根材
  • 「30年の材料品質保証」と「10年の美観保証」がついていて安心
  • 1㎡あたり約7kgと超軽量で、台風や地震などによる滑落の心配がない
  • 天然石を使用しているので色褪せの心配や、塗り替えの必要がない
  • メンテナンスフリーで、長期的に見てとてもお得

など、とてもオススメの屋根材です。当店ではデクラ屋根システムの施工実績が多数、このメリットをしっかりお客様にお届けいたします。

2018年9月13日に放送された、 CBCテレビの情報番組「イッポウ」にて、台風の際の屋根トラブルについて、代表小河が専門家として出演いたしました。デクラ屋根システムでの屋根カバー工法が役立っているという内容です。

デクラ屋根システムの屋根材が持つ「遮熱・遮音性」

遮音性
騒音レベルの比較
室内の温度
屋根表面のストーンチップが雨音を吸引・拡散するため、室内は静かで、日常生活において望ましい遮音性を確保できます。

さらに、鋼板とストーンチップの複合効果により、速やかな放熱が期待でき、屋根材と野地板との間にできる適度な隙間が空気層となり断熱効果をもたらします。

施工例

金属屋根を使用する屋根カバー工法の良い所は、使用する屋根材によって、ほぼノーメンテナンスにて長い間安心して暮らして頂く事が可能です。

なにより仕上がり。美観が見違えるほど美しくなります。カラーベスト屋根にお住まいの方で、よく言われますのが「家を建てる時に瓦にしたかったけど、カラーベストを勧めらた」「屋根まで気にしなかったけど、10年で塗装やメンテナンスが早くも必要になるとは思わなかった」等です。

屋根カバー工法なら、また10年後に屋根リフォームを行う必要が無くなり、雨音の心配や夏場の遮熱効果、冬場の断熱効果が実感できます。

もしカラーベスト屋根にお住いでしたら、屋根カバー工法もご検討してみてはいかがでしょうか。

事例1(クリックで拡大)事例2(クリックで拡大)事例3(クリックで拡大)
事例1事例2事例3

屋根カバー工法は意匠性と施工性に優れた各専用部材が出ているので、仕上がりがワンランクアップするのがひとつの特徴でも有ります。

屋根カバー工法の費用感・工期

参考価格:一般的な切妻屋根・ガルバリウム鋼板施工で 60㎡ : 300,000円〜(単価:5,000円/㎡ 〜)
諸々込の費用となります、工期は1週間程度です。 詳細はご要望・ご希望で変わりますので、まずはお見積りください、また費用についてもご相談ください。

屋根カバー工法の工事例と、その流れ

1. まずは施工前の状況です

施工前の状況
カラーベスト屋根の表面に色あせや結露の跡が確認できます。

また写真では少し分かりづらいのですが、【カラーベスト屋根の浮き】が生じてきていました。
カラーベスト屋根も瓦同様に重ねて葺いていくのですが、カラーベスト屋根はご覧のとおり、形状が平たんになっています。

浮きがあれば雨が、カラーベスト屋根内へと入り込み、状況によっては雨漏りも引き起こします。色あせ程度なら屋根塗装を行えば良いかもしれませんが、カラーベスト屋根の浮きとなると塗装以外の処置が必要となります。

また結露についてですが、前回の屋根塗装による塗膜がカラーベスト屋根の重なり部を塗りつぶしているために、雨水が上手く排出されずカラーベスト屋根重なり部の内側に溜まり続ける事で、屋根表面に結露跡が浮いてきます。

そこでカラーベスト屋根にお住まいの方で、費用も手ごろに抑えれて、屋根リフォームは1回きり最後にしたいという方に、多く選ばれるのが屋根カバー工法です。
(雨漏りを起こしている場合など、屋根下地の状況が悪い場合は屋根葺き替え工事をおススメさせて頂いております。)

2.既存カラーベスト屋根を水洗いします

既存カラーベスト屋根の水洗い
屋根カバー工法を行う際、情熱リノベーションでは粘着層付屋根ルーフィングシートを貼るために、既存カラーベスト屋根を高圧洗浄によってホコリや汚れを取り除きます。

屋根塗装を行う際も、塗装を行う前に屋根の水洗いをしますが屋根カバー工法の場合も同じで下地の密着(カラーベスト屋根との接地面が粘着になっている為)を良くするために屋根の水洗いを行います。

3.部分解体および屋根防水シートを張ります

部分解体および屋根防水シート
カラーベスト屋根の水洗いが終えれば、次に棟板金などといった板金材の撤去を行います。

なぜ撤去するかといいましたら、屋根カバー工法といった工事をする中で凹凸部は障害になるからです。また棟板金が残っていると屋根ルーフィングもしっかりと貼れないからです。

4.屋根ルーフィングシートを貼って強化

屋根ルーフィングシートで強化
まず谷や棟といった箇所には捨て貼りといって、屋根ルーフィングシートを貼っていきます。雨水が流れる場所や雨仕舞を強化したい場所には先に屋根ルーフィングシートを部分貼りしていきます。

これで屋根防水シート張りは完了です、ひとまず雨が降っても安心は出来るようになりました。

5.品質の高い施工のため、きっちり下準備【軒先水切りや墨出しなど】

下準備
写真は【軒先】と呼ばれる屋根の先端部分に【軒先水切り】という屋根部材を取り付けました。
役割としては屋根内への雨水の侵入を防ぐ為や、雨樋に雨を流す役割があります。
また新たな屋根材を葺くための墨出しといった屋根の葺き始めの基準をだします。

6.下準備その2【ケラバ水切りや谷板金など】

まず谷や棟といった箇所には捨て貼りといって、屋根ルーフィングシートを貼っていきます。雨水が流れる場所や雨仕舞を強化したい場所には先に屋根ルーフィングシートを部分貼りしていきます。

これで屋根防水シート張りは完了です、ひとまず雨が降っても安心は出来るようになりました。

7.下準備3【軒先水切りや墨出しなど】

下準備3-1下準備3-2

ケラバとは屋根の両袖部分の事を言います。【ケラバ水切り】といった板金材が必要となります。
屋根形状によってはケラバ部分が無い場合もあります。ケラバ部分に雨が入り込んだ時に、きちんと排出されなければ、屋根下地を痛め、腐食させてしまい、雨漏りを起こす原因にもなります。

ケラバ部分の瓦内に入り込んだ雨を、屋根の先端である軒先~雨樋まできちんと排出する役目がケラバ水切りにはあります。
谷といった屋根上に落ちた雨水をケラバ水切り同様に、雨樋まで排出する役目を持つのが【谷板金】です。
軒先、ケラバ、壁際、谷。他にも様々な屋根の各場所がありますが、どれも雨仕舞を行う上で大切な部分です。

8.本体葺き工事

本体葺き工事
屋根の下準備で行った墨出しのラインに合わせて、軒先といった屋根の先端から順にデクラ屋根システムのコロナを葺いていきます。

9.天然石チップによる美観の維持

天然石チップによる美観の維持
どんどん下から順に葺いていきます(^^♪ 濃緑と淡緑のグラデーションが綺麗です。

「デクラ屋根システム コロナ」天然石チップが散りばめられた金属屋根の中では、高級品であり製品実積も50年超と名実ともにナンバー1の金属屋根材ではないでしょか?

また天然石チップというのは、塗装ではなく天然着色の自然石を細かく砕いたものなので、色あせ等の心配もありません。

10.仕上げ工事

仕上げ1
ケラバと呼ばれる屋根の両袖部分に【ケラバ包】といった屋根の装飾部材を取り付けていきます。また他にも棟と呼ばれる屋根の頂点などには【棟包】といったケラバ同様の装飾部材を取り付けていきます。

屋根の下準備で行った墨出しのラインに合わせて、軒先といった屋根の先端から順にデクラ屋根システムのコロナを葺いていきます。
仕上げ2
棟といった屋根の頂点に【換気孔】を空けます。もちろんこのままでは雨漏りしますので、専用の【換気棟】といった換気部材を後に取り付けます。なぜ屋根の頂点、棟に穴を空けるのでしょうか?
これは、屋根の気密性が高くなる為、屋根裏に溜まった熱気や湿気を抜くためです。小屋裏内が換気される事は建物の寿命にも大きく関係されます。

穴を空けた棟部分や他の棟部分に【換気棟】や【棟包】と呼ばれる換気部材、装飾部材を取り付ければ工事は完了です。

11.工事完了

工事完了1
ケラバと呼ばれる屋根の両袖部分に【ケラバ包】といった屋根の装飾部材を取り付けていきます。また他にも棟と呼ばれる屋根の頂点などには【棟包】といったケラバ同様の装飾部材を取り付けていきます。

屋根の下準備で行った墨出しのラインに合わせて、軒先といった屋根の先端から順にデクラ屋根システムのコロナを葺いていきます。
工事完了2
金属屋根を使用する屋根カバー工法の良い所は、使用する屋根材によって、ほぼノーメンテナンスにて長い間安心して暮らして頂く事が可能です。
なにより仕上がり。美観が見違えるほど美しくなります。

屋根カバー工法は美観が見違えるように美しく

金属屋根を使用する屋根カバー工法の良い所は、使用する屋根材によって、ほぼノーメンテナンスにて長い間安心して暮らして頂く事が可能です。

なにより仕上がり。

美観が見違えるほど美しくなります。

カラーベスト屋根にお住まいの方で、よく言われますのが「家を建てる時に瓦にしたかったけど、カラーベストを勧めらた」「屋根まで気にしなかったけど、10年で塗装やメンテナンスが早くも必要になるとは思わなかった」等です。

屋根カバー工法なら、また10年後に屋根リフォームを行う必要が無くなり、雨音の心配や夏場の遮熱効果、冬場の断熱効果が実感できます(*^▽^*) もしカラーベスト屋根にお住いでしたら、屋根カバー工法もご検討してみてはいかがでしょうか。

施工事例

施工事例を4件紹介します。

施工事例A

事例A
三重県四日市市南いかるが町 T様 屋根カバー工法【デクラ屋根システム・セネター】

施工事例B

事例B
三重県津市半田 K様 防水改修工事

施工事例C

事例C
三重県津市高茶屋小森町 N様 板金改修工事

施工事例D

事例D
三重県松阪市駅部田町 F様 屋根葺き替え工事【デクラ屋根システム・セネター】

この記事を書いたプロ

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