コムニタスの名前の由来
各種対策とその方法を身につけます
この時期は、新規受講生の相談が多く、メールや電話でたくさんの質問をいただきます。京都コムニタスは、スポーツのコーチングと同じ要領で指導をしますので、試験直前まで、一緒に必要な訓練を行います。マニュアルに沿うのではなく、個々の状況を把握して、直前にピークを持ってくるのが我々コーチの仕事の重要な部分です。その意味で、「対策」の大半は自分作りに集中します。他者がどうこうというよりも、自分をしっかり作って、より魅力的にしておき、そこに(若干)演出(メイク、デコレーション)を加えて、より魅力的に見せることを重視しています。
一方、最近減りましたが、一年に何回か聞かれる質問として
「面接対策でどんな本が良いですか?」「英語対策・・・」「小論文対策・・・」「就活対策・・・」
しかし、傾向と対策の記憶にこだわりすぎると、本来身につけるべき能力が身につかず、その状態で仮に結果が出ても、後で苦労します。その意味で、例えば、『絶対合格できる面接対策』などという本があったとすれば、私は決してすすめません(もし本当にあったらごめんなさい)。そこに書いてあるのは、「一つの成功体験」かあるいは「こうはしてはいけないこと」であって、「確実な方法」ではないはずです。こういった点から、マニュアル本というよりも、もし探すとすれば、「体験談」は重要情報です。これは今、話題になっている「捏造」はとてもやりにくい資料になります。私たちのような塾や予備校はたいてい「合格体験記」をホームページに掲載しています。
合格体験記には身についた情報が満載
合格体験記は、受験というカテゴリーにおいては有力な情報です。つまり、探すべき情報は、「こうすれば良い」というものではなく、これまでの人が体験した成功例と失敗例です。ただし、広告には余程のことがないと失敗例は掲載されないでしょうから、体験談を探すときの一つのポイントは「良い失敗事例が掲載されているもの」と言えると考えられます。私たちのような塾や予備校は、失敗が許されませんので、残念ながらこのカテゴリーの本は出せません。私たちが出せるのは、「訓練本」です。こうした事例を分析して、最も良い方法を探し、考え、その上で自分のオリジナルを身につけることが重要です。
対策より戦略
しかし、それでも、職業病と言いますか、身体的反応として、「●●対策」と銘打っているものがあれば、やはり見てしまいますし、「塾や予備校を名乗っているのだから」という理由による情報収集の名の下に、つい入手したくなります。どことなく、私たち(私だけ?)の心を引きつける妖しげな(私だけ?)魅力を持った言葉なのかもしれません。しかし、「対策とは何か?」という問いかけに明確に答えることは案外難しいものです。
それよりも戦略の方が重要です。一般的には相手の出方、事件の様子などに応じて立てる処理の手段です。英語だとstrategyなどと言います。例えば、災害対策、テロ対策、エボラ対策という言い方はありますが、これは、実際のところ、我々が生存のために立ち向かうべきものに対する対応策としての戦略と言えます。その観点からすると「●●大学対策」は自分の行きたい大学を仮想敵にしますので、あまり適切とは言えません。また、他の受験生との戦いという仮想戦争も、少なくとも、私たちが手がける入試では違うと言えます。むしろ、もっと純粋に「入りたい」だから「採って欲しい」だから「これだけの準備をしてきた」だから「パフォーマンスを見せる」だから「気に入ったら採ってください」という当たり前の流れを、しっかり身体で覚えることが必要なことです。
体験記一部抜粋
川崎医療福祉大学大学院 医療福祉研究科 合格 Iさん
私は、1回生の頃から大学院を考え始めていたのですが、どう勉強していいのか、何をどうしたらいいのか全くわかりませんでした。
そのまま、気がついたら3回生も終わり頃…、あせった私は、友達に連れられて、やっとのことで京都コムニタスにたどり着きました。
京都コムニタスでの半年間は、心理を専門でしていなかった私にとって過酷なものでした。英語も嫌いだったため、初めは全くついていけませんでした。
「必修科目」は特に本を読むことの苦手な私にとってはツライ90分でした。
しかし、ここでの授業を受けてきたことで、頭にいっぱい知識が詰め込まれ、心理学0から始まった私でも心理学100くらいにはなりました。
日々、目では見えない成果かも知れないけれど、確実にレベルアップできます。
そして一発勝負の院試に向けて不安も日々大きくなりますが、京都コムニタスに休まず通うことで同じ目標を持った人たちと一緒に頑張ることができるし、不安も軽減されました。
この半年、京都コムニタスのみんなとの出会いは、本当に私に大きな影響を与えてくれました(もちろん良い意味で!!)。
そして京都コムニタスの先生方は、こんな私でも見放さず、最後まで指導やサポートをしてくださいました。
そして、私自身でもおどろいたのですが、秋入試で合格することができました。
一人ではしんどい院受験も、京都コムニタスでは心強い先生方と友達(仲間)と共に最後まで乗り切れると思います。
大阪大学大学院 人間科学研究科教育学専攻 合格 Aさん
徹底的にその志望大学院に照準を合わせた勉強と、綿密な研究計画が今回の合格の鍵だったと思います。
これらを実現できたのは専門に関して、志望大学院に精通した先生に出会えたこと、研究計画に関して、相談したいときに相談ができる先生がいつも塾にいてくれたことがとても大きかったと思います。
専門に関して阪大では、阪大の先生の専門に即したかなり専門的な問題が毎年出題されるので、一般的な臨床心理学の知識全般に加え、先生の専門領域におきるより深い知識が必要とされました。
阪大の外部から受験をするにあたりこのことはかなりのハンディキャップだと思います。
そこで、大阪大学に精通した先生の授業を受けられたことは、大きな助けとなりました。
英語に関しては、阪大は大学受験の問題のように穴埋め問題や並び替え問題、日本語訳問題が過去に出題されていたので、大学受験向けとして市販されている、難関大学レベルの問題集を解いて勉強していました。
研究計画では、卒論を発展させて考え、過去の研究に遡ってたくさんの論文を読みました。
ほとんどの研究は海外で行われていたので、海外の論文も英語の勉強がてらに読みました。
当然理解の出来ない部分もありましたし、そういう部分は飛ばして読みました。
こういう英語の論文を読む作業で、わからない部分があっても全体を理解できる力が付いたように思います。
作成途中の研究計画は、何度も先生に読んでもらい、最終的に塾の3人の先生に添削してもらいました。
その過程で、どの先生もが疑問に思って質問されたことが、実際の面接でも質問され、この過程を経ることで面接にあたり、ある程度質問を予想し、その答えを用意していくことができました。
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