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海江田博士

有効な経営革新支援でより強い経営を目指すプロ

海江田博士(かいえだひろし) / 税理士

税理士法人アリエス

コラム

最強の組み合わせをご提案します―豊富なキャリアをご利用ください―

2022年4月10日

テーマ:経営について考える

コラムカテゴリ:ビジネス

コラムキーワード: ビジネスモデル企業ブランディング広報戦略

朝のルーチン

4月6日の朝、ベッドから起きると、いつものようにそのまま洗面所に向かい、まず体重計に乗ります。これが私の朝のルーチン。
我が家の体重計は体組成計という優れた奴で、体脂肪量や筋肉量など様々な身体上の値が表示されるようになっています。誕生日をあらかじめ入力しておけば、実年齢と計量結果によるその日の身体年齢も表示されるのです。


実年齢と身体年齢

さて、4月6日の朝計ったとき、このお利口さんは、実年齢をきっちりと70歳と表示しました。昨日の夜までは69歳と表示されていたのに・・・
そうです。4月6日は、私の70回目の誕生日だったのです。なんと、とうとう70歳になってしまいました。
ちなみにこの体組成計では、私の身体年齢は、たいてい58歳から高いときでも61歳くらいに表示されます。身体年齢は、その日の体脂肪量によって判定しているようですが、私の場合だいたい実年齢より8歳から10歳くらい若く表示されることが多いのです。
その身体年齢が、6日の朝は62歳でした。『おいおい!いつもより、ちょっと高いぞ・・・』実年齢に沿って少し繰り上げられたのか、それとも単に体脂肪量によるいつもの判定なのか・・・どっちにしろ、もっと身体を絞って50歳代に戻したいものであります。


10年経つのは早い!

さて、そんな身体年齢がどうのこうのなどどうでもよろしい。現実に70歳になったのであります。若い頃は、こんな日が来るなんて想像もしませんでした。
振り返ってみるに、50歳になったときは「うへぇーっ、も、もう50かよ!」と思いました。10年前、60歳になったときは「おいおい、60歳だなんてそんな・・・」と思いました。
「60か。昔だったらもう「お爺さん」と呼ばれていたかもなあ。」と、なんだか複雑な気持ちだったことを思い出します。ただ、あのときは「お爺さん」なんて、とんでもないと思ったものでした。
しかし、あれからきっちり10年。70にもなれば「爺さん」と言われても仕方がないですね。孫もいることだし。当たり前と言えば当たり前の話です。
まあ、どう思おうが、その年齢はやってきます。やがて「げっ!80歳とか信じられん!」という日も、あっという間にやってくるのだろうと思います。


×0,8で行こう

ところで「お爺さん」という存在に関しては、世の中になんとはなしのイメージというものがあると思います。それが仮に「心身が衰えた人」とか「いろんな意味で終わった人」とか「頑固そうな存在」とかだとしたら、「おいおい、俺に限ってそれは違うからね。」と大いに反論したくなるのです。
私は身体年齢と精神年齢は、実年齢×0,8で行こうと思っています。それで行けば今年56歳ということになります。本当は、×0,7(49歳)で行きたいのですが、それではちょっとあつかましすぎるかも知れませんね。
これは、私がかなり無理をして年齢というものに抵抗している、というわけではなく、私の場合、まだまだ終わってはいられない、という状況があるからです。


敬遠しないでね

実は近年、以前よりもっと前のめりに思っているのは、「俺をもっと利用してくれよ。」ということです。ここにきて、ちょっと危惧するのは、税理士法人の代表である私が、70歳ということで、若手の経営者が「かなり年上だし、どうせ、話なんか合うわけがない。上から目線で説教とかされたらかなわん。」なんて思わないかな、ということです。
「こっちの年齢で敬遠したりしないでね。」と言いたいのです。70歳を迎えたものの、これまで顧客である中小企業を担当してきた専門家として、また自らが現役の企業トップとして、若手経営者にまだまだ伝えたいことがいくらでもあります。


私の自己推薦項目

「俺をもっと利用してくれ!」と、私が私を自己推薦するのは、以下のような理由によります。
・説教しない。(自分の考えを押し付けたりしない。)
・話をよく聞く。(かといって媚びたりもしない。)
・頭が柔らかい。(受け止める間口が広い。)
・感性を同一化できる。(馬が合う。)
・年齢を重ねている分、有用なキャリアを積んでいる。(場数を多く踏んでいる。)
・決して順調ではなかった。(修羅場も結構経験している。)
・優等生ではなかった。(ちょっとだけ優秀だったのは小学校まで。あとは・・)
以上が、ざっと思いついた私の自己推薦項目です。


「頑固」とは!?

自己推薦ついでに、さらに付け加えるとすれば、「柔軟な爺(じじい)は、君の最強のパートナーになれるぜ。」ということです。人間が(特に男性が)いい年齢になり、人生の経験や多くの知恵を重ねてきたにもかかわらず、それが現代のビジネス社会といまいち相性が良くないのは、そのキャリアを新しい価値観に適合させられないでいるからです。
どんなに豊富な経験や知恵を重ねてきたとしても、それをそのまま現代社会、特にビジネスの現場に持ち込んだ場合、すんなりと当てはまるものではありません。昔の価値観のままでは、現代ビジネス社会にフィットしないのです。
そうすると、何をやってもうまくいかないし、後継者など若手とぶつかるケースも出てきます。そうやって、ぶつかったとしても、人は自分がそれまで培ってきた主義はなかなか曲げないものです。その硬直した状況を世間的には「頑固」と呼ぶのではないでしょうか。


最強の組み合わせ

しかし、逆にそういったキャリアを現代的にアレンジして、今のビジネススタイルに合うように変化させ、うまく取り入れることができたら、これは「最強」になります。私は、若い経営者の発想ややる気、馬力と、これまで私が積み重ねてきたキャリアを触媒として混合してみたいのです。
この化学反応は面白い結果を生み出しそうな気がします。というか、実際、何人かの若手経営者とはそういった交流を深め、新たなコンセプトを作り上げつつあります。


望むところのチャレンジングな日々

私の会社は、私自身がそういった考えだからか、若手のスタッフは大いに自分のアイディアや発想を膨らませ、新しいコンテンツを生み出しています。若手経営者に足りないのは経験や実務上の知識です。そこを柔軟に対応することで補ってくれるのが私たち専門家なのです。
こうやって、職場の体制はだいぶ整ってきましたが、まだまだ、会社も私も発展途上ですので、社員たちと一緒におおいに飛躍させたいところです。私自身は、「老害」なんて言われる日が来ないよう、これからもチャレンジングな日々を送っていきたいと思っています。
どうぞお気軽に声をかけてみてください。これまでの税理士事務所或いは税理士に抱いていたイメージとはかなり違った、面白いレスポンスが得られることと思います。このHP或いはアリエスのHPからお問い合わせいただければ幸いです。




仲良くお仕事中

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