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コラム
日頃売れないものが売れていく―新型コロナウイルス禍で気づいた先を読むことの責任とリカバリー力の大切さ―Ⅱ
2020年7月7日
[2次関連、3次関連のものまで不足する事態に・・・]
カメラやヘッドホン、マイクといったパソコンの周辺資材など、普段それほど売れているわけでもないし、探せばすぐに手に入るだろう、と思っていた私たちが甘かったのです。
さあ道具を揃えて始めようと思い、購入にかかったところ、ほとんどのこういった機材関係が払底していました。
専門の電気店には在庫が全くなく、ホームセンターなどの電気用品売り場といった少し外した場所を探したところ、わずかに見つかったのでそれを押さえました。
ただ、欲しいと思っていた型番など選んでいる余裕はなく、あったものをとりあえず購入するという見つけ方でようやく最低限必要な数をそろえることができたのです。
当たり前といえば当たり前のことなのですが、今回のような有事の際には、マスクや除菌グッズといったウイルスに直接関係のある商品だけでなく、テレワークやリモートワークへ仕事がシフトするかもと考える必要があります。
そしてその場合、それに関係する商品もすぐに品薄になるかも、と読まなければならなかったのです。
私たちは、2次関連、3次関連のものまで不足する事態になるとは読み切ることができませんでした。
その後、体温計や体温計用の電池なども全く手に入らなくなったと聞いて、
「こういうときは、いろんなものがなくなるものだなあ・・・」
と、改めて考えさせられました。
「買い溜めや買占めはけしからん!」
という意見がある一方、こういう現実もまた起こっているということなのです。
こういった現象を見てふと感じたのは、不足するものがあるということは、そこで普段それほど売れなかったものが売り切れてしまうということですから、商売としてはおいしいだろうなあということです。
つまり、日常的に売れる商品ではないわけですから、こうやって売れてしまうというのはありがたいだろうなあ、と考えたのです。
やや不謹慎に聞こえるかも知れませんが、これもまたビジネスの置かれている現実です。
そこのところをもう少し突っ込んで考察すれば、さらにいろいろなことが見えてきます。
リモートワーク、始めたばかりでまだごちゃごちゃしてます(;´д`)
つづく
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