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コラム
地方に根強く残る旧態依然としたビジネス観ー何故マーケティングは不可欠なものなのかーⅠ
2019年9月6日
[商売をする側の『意識』がちっとも変っていないなあ・・・]
私は、1980年代から1990年代にかけて、東京で友人と立ち上げたマーケティングリサーチの会社を10年以上経営した経験を持っています。
その会社に一定の目途をつけ、故郷である鹿児島に帰ってきたとき
「あれっ!?なんか違うな。」
と感じたことがありました。
「昔のように商売が繁盛していない。」
ということは帰る前から気が付いていました。
その時感じたのは、それだけではなくて
「こんなに商売がうまくいっていないにもかかわらず、商売をする側の『意識』がちっとも変っていないな。」
ということでした。
東京で立ち上げたマーケティングリサーチの会社は、当時でも最先端のビジネスモデルで経営していたと思います。
マーケティングビジネスそのものも新しかったのですが、仕事を効率よくこなしていくために、インターネットがまだ普及していない時代、マッキントッシュのパソコンを駆使して、関係会社とのPC通信などにも取り組んでいました。
特別、これといって意識などしていなくても、先端のビジネス観で仕事に取りかかるのが当たり前の世界だったのです。
ですから、田舎に帰って旧態依然としたビジネス観が根強く残っている状況には、予想はしていたとはいえかなり戸惑わざるを得ませんでした。
さてその『意識』は今どうなっているでしょうか。
これまで、20年以上にわたり延べ数百社の中小企業の経営を支援してきましたが、基本的には今でもこの構造は変わっていないと思います。
つづく
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