- お電話での
お問い合わせ - 099-472-0620
コラム
事務所の存在を世に知らしめていかなければ!―企業のメディア化戦略とブランディング―Ⅰ
2018年10月23日
前回までのコラムで取り上げました「メディア化する企業はなぜ強いのか?」(小林弘人著 技術評論社)という書籍には、今後企業が進むべき方向性に関して、さらに詳しく興味深い指摘がなされていたので、この点についても触れてみたいと思います。
企業のブランド力について次のように述べています。
― デジタルの世界は、すべてを情報によって差別化します。
価格、スペック、デザインが似たり寄ったりであれば、もはや勝負どころはブランド力です。
つまり、物語とそれを形づくるコンテンツ発信力、そして、ソーシャルメディア上の消費者の評価ということになります。
それをドライブするのはコンテンツ力です。
つまり、決め手は発信される情報の中身です。―
私の場合、この点は特に意図したわけではありませんが、ずっと考え続けてきたのかも知れないなあ、と思います。
私は、この業界に入った当初、会計事務所という存在が、個々にそれほど差別化されているとは思えませんでした。
決算、税務申告書の作成代行という仕事に限って言えば、どこの事務所が行なってもそんなに差がつくはずがありません。
税法や会計制度のルールに忠実に従って作成すれば、本来どこの事務所が作ったとしても同じになるはずです。
また同じにならなければおかしいといえるでしょう。
ということは、この部分の仕事のみを普通に行なっていても差はつかないことになります。
私は、最初から「情報発信が大事!」と強く意識していたわけではありませんでしたが、何かしらの形で事務所の存在を世に知らしめていかなければ、とは思っていました。
どうすれば差別化できるのか?
つづく
関連するコラム
- こちらで入力業務のみ中心??―「OA化?」コンピュータ導入黎明期を振り返って改めて考える―Ⅱ 2019-03-08
- 自動化はいつになるのか―競争はアプリからボットへ―Ⅱ 2018-02-21
- 「先見性」を持ちメディアを駆使して情報発信を続けることの意味―企業のメディア化戦略とブランディング―Ⅵ(おしまい) 2018-11-09
- あらゆるものが端末になる世界―競争はアプリからボットへ―Ⅲ(おしまい) 2018-02-22
- 常に進化するAIの世界―競争はアプリからボットへ―Ⅰ 2018-02-20
コラムのテーマ一覧
- どーでもいいけど面白かったエピソード
- 「情報発信(アウトプット)」戦略について
- 「情報発信(アウトプット)」戦略について
- どーでもいい話
- 危機管理について
- 専門性について考える
- 地方再生と地域活性化について考える
- ビジネスモデルについて考える
- 事業承継、後継者問題
- 新しい技術、時代について考える
- 業界について考える
- 歴史について考える
- 世代による考え方、行動の違いを考察する
- リーダーシップについて考える
- 日本の文化について考える
- 自分を振り返る
- 経営について考える
- 販売促進戦略
- 経営計画を考える
- コンサルティングについて考える
- 専門性を考える
- 新規事業(起業も含む)について考える
- ファッションについて考える
- 経済問題
- 人生を考える
- 社会問題
- 中小企業経営を考える
- 経営助言
- 経営革新支援
- マーケティング
カテゴリから記事を探す
海江田博士プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。