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コラム
あらゆるものが端末になる世界―競争はアプリからボットへ―Ⅲ(おしまい)
2018年2月22日
[「ユビキタス社会」という言葉があった]
もう10年近く昔になりますが、東京で開催された「ユビキタス社会の到来」というテーマの、大きなビジネスフェアに行ったことがあります。
これからの世界は、いつでもどこでも、手元にあるコンピュータの端末によっていろいろ便利なことが可能になる、といった内容だったと記憶しています。
今回目にした「ボット」の世界は、PC「端末」である必要さえありません。
当時グーグルのピチャイCEOは
「AIファーストの世界では、端末という概念がなくなる」
と言っていました。
よくわからないのですが、例えば家庭の中では冷蔵庫や電子レンジやエアコンなどが端末の代わりになる、ということなのでしょうか?
「冷凍庫内はなにが残っている?」
とか
「肉じゃがの作り方はどうするんだったっけ?」
とかキッチン内で機械に向かって話しかけると、それに冷蔵庫や電子レンジが返事をするということ?
アマゾンではマイク付きスピーカーで、これにかなり近い世界を現実のものとしているらしい、とそのとき発表されいましたが、もはやそれは実現しています。
あのとき、彼らの持つ世界観はスケールが大きく戦略的だなあ・・・とつくづく感じたことを覚えています。
はたして、日本企業がこれに伍していけるだろうか?・・・とも思いました。
日経ビジネスのコラムは次のように結んでいます。
― スマホだけでなく、スピーカーや自動車などあらゆるモノがIT端末となる日が近づいている。―
と、この特集が出てからいくらも経っていませんが、確実にその世界は現実のものになっています。
これは日産の電気自動車。電気で動くということだけでなく、いろんな機能がついているようです。
おしまい
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