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海江田博士プロは鹿児島読売テレビが厳正なる審査をした登録専門家です

経費なのか投資なのか?―税理士報酬を改めて考えてみる―Ⅰ

海江田博士

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テーマ:専門性を考える

そこそこリスクの高い試みなので、普通はあまりやらないのですが、顧客側から見た税理士への支払いである「税理士報酬」というものをあらためて考えてみたいと思います。

税理士報酬、一般的は「顧問料」といった言い方をします。
通常「顧問料」は月々いただきます。
これに、1年に1回の「決算料」をいただくのが一般的です。
「決算料」という呼び方をしますが、これには決算を組む手間と税務申告書の作成料、税務申告書の提出代行料などが含まれるのです。

さて、この「税理士報酬」というものは、税理士と顧客の関係性次第で「経費」にもなれば「投資」にもなるという性格を有しています。。
もっと正確に言えば、「経費」にしかならない場合と、「投資」として有効に活かせるケースとがあるのです。

「経費」というのは、極めて大雑把な言い方をすれば、事業を推進するためにやむなくかかる費用(コスト)ということになります。
もし、達成された成果に変わりがなければ、より低いコストでそれを実現する方が、より大きな利益が得られるということになるのです。
これは、極めて明快な理屈です。

「経費」というのは、基本的にこういった性格を有するために、通常「低く抑える」ことが目的とされます。
できるだけ「安い」に越したことのない存在なのです。

しかし、「投資」となれば話は違ってきます。
「投資」は投資する人の自由意思で多くもなれば少なくもなります。

「投資」というのは、大きなリターンを狙って大きく投資する人もいれば、堅実なリターンを想定して手堅く投資する人もいるのではないでしょうか。
その額は、ただ低ければいい、というものではありません。



常に勉強は怠りなく。これは講義風景。

つづく

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海江田博士
専門家

海江田博士(税理士)

税理士法人アリエス

税務相談はもちろんのこと、従来の税理士としての職務に留まらず経営者自身で革新できることを目指した支援を続けています。日本経済をしっかりと支えられる強い基盤を持った中小企業への第一歩のお手伝いをします。

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