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コラム
専門領域と一般領域の境界―大事だよね、退屈させない専門性の伝え方―Ⅱ
2017年2月5日
そこで私なりに、改めて考えてみました。
我々専門家は、世の中にいったいどんな話を提供したらいいのだろうかと。(別に提供しなくていいよ、と言われればそれまでですが・・・・)
そういう訳で考えた一つの結論があります。
それは
「専門的な視点を通じて見た、世の中の様々な現象に対するコメント」
という世界があるのではないか、ということです。
自分の専門領域を少し広めにとって、世の中で起こっている様々な現象と重ね合わせてみるとします。
領域を広めにとるといっても、自分の中心ポジションを変える訳ではありませんので、定点観測に近い手法と言ってもいいdしょう。
なおかつこの「定点」は、あくまでも自分の仕事上の専門領域という基点は外さないようにします。
基点は外さないが、広めに視野を取る・・・そうするといろんな世界が見えてきます。
例えば私の場合、税理士として仕事上、地域の中小零細企業のオーナー経営者との接点が多いのが特徴です。
そこで「中小企業経営支援」という領域を設定すれば、その中で我々の専門領域である「税務会計部門」と限定するよりはかなり間口が広くなってきます。
中小企業経営全般にコミットできるというポジションから、何かしらの見解や意見を発信できれば、それは意味のあることではないかと思うのです。
それが、常に前向きな「中小企業経営支援」という明確な方向性で発信されればなおさら意義深いのではないでしょうか。
つづく
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