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コラム
観光産業から日本の産業構造の問題点を考えるⅧ(おしまい)
2016年12月24日
さてこうやって見てくると、様々な業界には先に述べたように
1、業界のタブー
2、業界のルール
3、業界の常識
といったものが存在しています。
それぞれ、それなりの理由があって醸成されてきたものではありますが、変化の激しい現代社会において、基本的にはその発展の阻害要因になっていることが少なくありません。
今後、これらの阻害要因を打ち破っていかなければその業界の成長発展はないでしょう。
この点の解決策として、先のネットニュースでは次のように結んでいます。
― 地方においては、意思決定を既存の地元プレーヤーだけに任せない「ガバナンスの再構築」が非常に重要です。
このガバナンスの再構築によって、新たな資本や人材が流入したり、地域内での異業種への参入を促す必要があります。
そうすれば、日本の地方が保有するさまざまな資源は可能性から、実際に価値を生み出す段階へと移行していくのです。―
いわゆる「よそ者」の力が、今後の地方発展のポイントになりそうな予感がします。
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