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コラム
観光産業から日本の産業構造の問題点を考えるⅡ
2016年12月17日
この指摘における問題点は次の2点に整理できると思います。
・一見さんビジネスという劣化したビジネスモデルに依拠しているということ。
・劣化モデルと判明してからもそのモデルをいまだに続けているということ。
劣化したビジネスモデルというよりも、もともとろくな商品開発もせずに、パッケージだけを変えた商品を販売すること自体、評価に値しない商売であるにもかかわらずそれで済んできた」のです。
更にいつも不思議に思うのは、こんなレベルのビジネスモデルが通じた時代はとっくに終わったとわかっているはずなのに、やめることができないという事実なのです。
それはおそらく、「こんなモデルでいいのだろうか?」と検証する必要もなくここまで来たし、「実際、うまくいったじゃないか。」という強い思いがあるのでしょう。
この「成功体験依存症」という病は実に根が深いといえましょう。
これといった有効な薬がないのです。
「成功体験」という麻薬が身体から抜けるのには、相当の努力を要するということだけは分かっています。
何故こんなことになるのか、業界の体質という観点から分析してみると次のような指摘が考えられるのではないでしょうか。
1、業界のタブー
2、業界のルール
3、業界の常識
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