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コラム
観光産業から日本の産業構造の問題点を考えるⅢ
2016年12月19日
様々な業界が「変わらない、変えられない」という根っこには以下のような障害が横たわっているのではないでしょうか。
その障害の強い順に分類してみると次のようになります。
1、業界のタブー
2、業界のルール
3、業界の常識
どんな業界にも触れてはいけない「タブー」というものがあるだろうと思います。
例えばある業界のトップの権限が強大で、その人物に対する批判などとても口に出せない、といったケースです。
もう昔のことになりますが、かつて日本医師会に君臨した武見太郎会長などはその典型ではないでしょうか。
あの頃、武見会長に対する批判や非難などおよそ考えられなかったに違いありません。
かつての西武グループなどにも同じ体質を感じます。
こういった、ひとつの政権への権力集中が強大で、かつそれが長期政権となった場合、必要があってその業界の体質や構造を変えたくても変えられない、といった事態が考えられるのです。
こういったトップ人事の問題だけではなく「業界のタブー」的なものは他にも存在するだろうと思います。
しかもそれはイメージ的にはどちらかと言えば「マイナス」の性格を帯びたものが多いのが現実です。
だからこそ「タブー」と言った位置付けで、業界内の人はあまり触れないし、変えることも難しいのでしょう。
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