内装に本物の木材が使われなくなった③~窓枠と建具
結露してカビが生えた原因の一つに換気不足があります。24時間換気扇が回っているのだから換気は大丈夫と思われるかもしれませんが、私は不十分だと思います。
24時間換気扇は、1時間で0.5回空気を入れ換えるとして計算しますが、居室だけの計算で家全てではありません。部屋から吸気してトイレや廊下などで排気しますが、結露を防ぐには居室に含まれない部屋の換気も必要です。居室以外で結露しないとは限りませんし、むしろ空気の動きが少ない居室ではない場所こそ結露が心配です。
換気扇による空気の流れは換気扇の位置、種類などにより変わりますが、吸気口と排気口を直線で結んだ経路を通ると考えられます。部屋の隅々まで空気が動いているかは疑問です。部屋の隅の空気を動かないと結露する可能性があります。止まった空気は結露しやすいからです。
最近は、コラム「最近の窓について2②」に書いたように窓の少ない家もたくさん建っていますが、部屋の隅まで空気を動かそうとすれば、窓を付けたほうがいいと思います。24時間換気扇は直径10㎝の換気扇がほとんどです。それに比べ1.8m×90㎝ぐらいの中窓でも一度開けるだけで動く空気量が違います。
昔、私がゼネコンでマンションの現場監督をしていたとき、壁紙を貼った後、毎日窓を開けていました。工事がなくても窓を開けて風を通したのです。当時の壁紙の糊にはカビ防止剤が入っていなかったらしく、乾くまで風を通さないとカビが生えたためです。
窓を開けて風を通すことはカビ対策の有効な方法の一つです。
次回は、『カビが増えている⑨~カビ対策では吉田兼好は正しい』です。
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