リフォームは工事中が大事⑦~間取り変更など簡単にできない
営業A氏との会話のつづきです。
私「ウナギの寝床の家なので、短辺方向の壁を何カ所かに入れないといけないのですが、工事後はそういった間取りでしたか?」と聞くと
A氏「短辺方向というと…」
私は、短い方向の壁と言って簡単な絵を描いて説明しました。
私「隣地との間隔もなく、細長い家ですから長辺方向は壁の量に困りません。大事なことは短辺方向の壁を何カ所か壁を入れて、構造ブロックを作ることです。」
A氏「構造ブロック?」
私「同じぐらいの面積がいいのですが、間口が2間か2.5間ぐらいと思いましたから、長い方の長さも2~2.5間の大きさに壁で仕切るのです。丁度、羊羹を同じ幅で切るようにするのです。そうすれば同じ大きさの立方体が並んだようになり、地震など力を分散して全体で受けることが出来ます。」
A氏「分散するので被害が少なくなる…。」
私「なぜ短辺方向の壁が重要かというと、短辺に対して長辺が何倍もある場合、被害が出るのは短辺方向に揺れたときで、長辺方向に倒れることは壁が多いので考えられないのです。」と言って紙に書いて説明しました。
A氏「なるほど…。」
次回は、『リフォームは過程が大事④~営業A氏との会話その3~細長いと割増』です。
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