最近の窓について⑦~経験談 デザイン優先の窓の家
最近建てられている住宅を見ているとちょっと昔の玄関庇を見なくなったと思う。
※タイトルの減った玄関庇とは下の図のように外壁から出ている庇のことです。
玄関庇の役割は(玄関が北に面してある場合は別ですが)窓庇も同じと同じように、夏に(太陽高度が高いので)玄関に入る日差しを減らし(省エネにつながる)、冬に(太陽高度が低いので)玄関に日が入り暖かくなります(省エネにつながる)。
でも、一番の役目は、玄関に雨が入りにくいことと家の中へ家人が出入りするとき雨がかからないことです。傘を差す、たたむ場所としての役割があります。また、庇があると雨のはねが玄関にかからないため汚れなくなります。
もちろん庇の代わりになるような物は現在もありまが、上図のようなここが「ここが玄関」と外観を見て一見してわかるような玄関庇はあまり見なくなりました。以前は、玄関庇の下の外壁の仕上げを他と変えるなどして、一目であそこが玄関かと分かったものでした。ところが最近は、庇もなく同じような外壁なので「あそこが玄関か」と思うような玄関が増えたと思います。
次回は、『減った玄関庇と増えたオーバーハング②~化粧の玄関庇』です。
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