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鈴木敏広プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

省エネ基準は検証しなくていいのか⑧~10年経って問題がないか調査すべき

鈴木敏広

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テーマ:住宅の工法

コラム「高断熱より結露対策①」で書いた家の外壁のサイディングは、おそらく吸湿しているため、外部を塗装しても内部から傷み、特に北面は日があまり当たらないためより早く傷むと思います。

コラム「夏型結露2①」で書いた内部結露していた家は、記事に書いてあったように断熱材は絞ると水が出るほどで、木材も腐朽菌が発生していました。構造材が傷んでいたのですから、大問題です。また、断熱材の中で結露すると断熱性のも落ちます。

上記の被害が、いずれも築浅の家であることから、断熱工法に問題があるかないか調査し結果次第で断熱基準の見直しをしないといけないと思います。

高気密高断熱住宅にすれば必ず省エネになるという考えは、コラム「高断熱の前に結露対策⑭」の最後に書いたように、年数が経たないとわからないと思います。


省エネ検証⑧

次回は、『省エネ基準のギモン①~断熱の地域区分のギモン』です。

YouTube公開しています。(https://www.youtube.com/channel/UCSOQJJSB9gBnpWeXIWnSacg)


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鈴木敏広(一級建築士)

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木造住宅からマンション、市の施設まで建築業界の最前線で培った経験を生かし、安心、安全、快適で長く暮らせる住環境を提案。大工経験から現場の声を大切にする家づくりは職人にも施主にも好評。リピート率も高い。

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