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高断熱の前に結露対策⑤~壁の中はどう作られている?

鈴木敏広

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テーマ:結露

工事中を見ていませんので、壁がどのように作られているのかわかりません。ただ、10年で柱の位置がわかるほどですから、壁の中は下の図のようではないかと思います。

断熱より結露対策⑤


上図のように、外側から外壁材のサイディング、胴縁、透湿防水シート、柱、内壁材(おそらくプラスターボード)となっていて、耐力壁は面材ではなく、筋交いだろうと思います。

面材を使用していない判断した理由は、面材を使用していると面材が水蒸気を吸収することと、面材が柱の外側に張ってあるため10年未満では柱と壁(断熱材)の差がわからないと考えるからです。

仮に透湿性能が高い(水蒸気を通しやすい)面材を使用している家があったとしても、外からわかるには時間(10年以上)がかかると思います。

次回は、『高断熱の前に結露対策⑥~どうして結露する』です。


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鈴木敏広(一級建築士)

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木造住宅からマンション、市の施設まで建築業界の最前線で培った経験を生かし、安心、安全、快適で長く暮らせる住環境を提案。大工経験から現場の声を大切にする家づくりは職人にも施主にも好評。リピート率も高い。

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