結露②~昔の日本の家
工事中を見ていませんので、壁がどのように作られているのかわかりません。ただ、10年で柱の位置がわかるほどですから、壁の中は下の図のようではないかと思います。
上図のように、外側から外壁材のサイディング、胴縁、透湿防水シート、柱、内壁材(おそらくプラスターボード)となっていて、耐力壁は面材ではなく、筋交いだろうと思います。
面材を使用していない判断した理由は、面材を使用していると面材が水蒸気を吸収することと、面材が柱の外側に張ってあるため10年未満では柱と壁(断熱材)の差がわからないと考えるからです。
仮に透湿性能が高い(水蒸気を通しやすい)面材を使用している家があったとしても、外からわかるには時間(10年以上)がかかると思います。
次回は、『高断熱の前に結露対策⑥~どうして結露する』です。
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