結露②~昔の日本の家
10数年前の事ですが、私が通気断熱WB工法を採用していると言ったら、防湿シートをちゃんとしておけば内部結露は起こさないと言った同業者がいました。室内側から水蒸気が入らなければ大丈夫と考えていたようです。
夏には外気の高温多湿な外気が入ろうとすることを知らなかったとは思いませんが、⑯の記事に書いた人と同じように内部結露するほどにはならないと思っていたのかもしれません。
水蒸気は目に見えません。人が見えない穴でも入ることができます。そんな水蒸気を入らないようにすること、それも家が建てられてから解体されるまで何十年間も、そんなことができるとは私には思えませんでした。
コラム「冬向きの家⑦」に日本には四季がある、高気密高断熱の家は冬のことしか考えていない、と書きました。冬だけではだめなのです。
ずっといい方法はないかと考えていたので、通気断熱WB工法の説明会で、この工法なら結露しないで高断熱住宅ができると思ったのです。
①と②に人は汗を出すことで環境に適応していることを書きました。③に40年以上結露しなかった家私が生まれ育った家のことを書きました。環境に適した家でないと家も人も傷むのです。
次回は、『合板の使われ方① 』です。
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