基礎の高さについて①~25年前に建てた家からの電話その1
大きな会社では、決められた点検をしていればすれば60年保証すると言っている業者がいます。
2019年に60年を足せば2079年ですが60年保証を言っている業者はどのようにして保証するのか不思議でなりません。世の中に倒産しない会社はありません。また、今生きている人が60年後に責任を取れることはありません。60年保証するには、先に60年間その会社がなくならない、倒産しない保証が必要です。
⑤に書いたように、住宅のように使用期間が長いものは、一業者や個人が保証することは不可能です。オープン工法の住宅なら、直していけばオープン工法をしている業者全体で責任を持つことはできます。ですから60年のような長期保証はオープン工法の住宅しかできませんし、一業者が宣伝にすることではありません。
中古住宅市場の事も住宅履歴書の事も、考えた人はクローズド工法のことを知らないのではないでしょうか?スクラップビルドを止めるために考えたのか、ハッキリとした理由はわかりませんが、日本に残っている築年数の多い家はどんな家なのか全く調べていないのだろうと思います。
日本には100年以上の木造住宅がたくさん残っています。全て在来工法(木造軸組み工法)です。誰でも直せるオープン工法だからから解体されずに長期間使用されてきたのです。
次回は、『オープン工法とクローズド工法⑪~新聞の記事から』です。
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