オール電化について③~オール電化を採用しなかった理由
リフォーム工事でも「オール電化」の話があったことがありました。水回りの工事のときにお客様から、ある業者(業者Aとします)がオール電化にするための設備にかかる費用は、(どのような計算かわかりませんが)ランニングコストが安いため、何年かするとガスと併用しているときよりも安くなると言う内容の話を聞きました。
業者Aがどのような根拠に基づいて説明をしたのかわかりませんが、私が見積もり前に電気工事業者を連れて見に行ったとき、電気工事業者が私に
「電柱からの引き込み線が細いため、電線を引き込み直してメーターから配電盤までの配線を太くしないといけない…」と言いました。
つまり、今の状態でオール電化にするには電力会社に頼んで電柱からの電線をもっと太くし、たくさん電気が流れるようにしないといけないのです。
お客さんにオール電化するには上記の工事が必要なことと、もちろんエネルギー一つは賛成できないことを説明しました。結局、オール電化やめになりました。業者Aからは電線を太くしないとオール電化はできないことの説明はなかったからでした。
もちろん、今回の台風24号で停電になりましたが、ガスが使えたので食事を作ることができました。
次回は、『オール電化について⑦~トータルの費用で考えないと 』です。
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