坪価について⑭～だから坪単価に意味はない
前回の新聞記事を見た人は、見積りの2倍以上なんてあり得ないと思うかもしれませんが、私はそうは思いません。なぜなら、身近に似たような話を聞いたことがあるからです。
実は以前に、知り合いの不動産業者から750万円のリフォーム工事が終わったら1500万円になった話を聞いたことがあるのです。しかも、その工事をしたのは名前を聞けば知らない人はいないリフォーム業界大手の会社でした。
ここにリフォームの見積りの大事なことが隠れています。工事を知らないため、リフォーム工事の見積りがちゃんとできない。中途半端な見積りを作り、契約、工事を開始し、後はここが傷んでいる、これをしないと工事が進まない、安い設備で見積もりグレードアップするなど様々の方法で「追加工事」にするのです。
750万の見積もりが終わったら1500万になるのなら見積書を出しても意味がありません。施主側に見積書の内容をわからないと思って、このような意味のない見積もりを出すのでしょう。
次回は、私のリフォーム工事の経験談です。私の工務店と他に2業者が見積もりを出していました。金額にかなりの差があったのですがリフォーム工事を依頼されたのは、3業者の中で一番高い見積もりを出した私の工務店でした。
次回は、リフォームの見積り④～経験談その１ ３業者の見積もりです。
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