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集成材の疑問②~集成材の強度

鈴木敏広

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テーマ:集成材

集成材は接着剤で貼り合わせていますから、使う木材の強度と接着剤の組み合わせて強度は自在に作ることができます。ですから、構造用と造作用に分けられるのです。

普通の木材は、何年もかかって自然に出来た材料の為、その強度は分りません。また、樹種が同じでも環境により強度が異なります。強度を自在に作ることができることは、自然材料の木材では不可能な事です。

集成材の利点の一つは、強度が一定しない木材と違い、(制限はあると思いますが)ある範囲内で一定の強度の材料を大量に作ることができることです。そして、強度がわかっているために構造計算することができます。

構造計算とは、決められた強度を満たしているか計算によって判定できることです。構造計算するためには、1×2=2のように計算するための数値が決まらないと計算できません。集成材なら引張(圧縮)と曲げ、せん断などの強度が決められていますから計算できるのです。

集成材2

次回は「集成材の疑問③~大きな材料ができる」です

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鈴木敏広
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鈴木敏広(一級建築士)

まちの大工さん 鈴木工務店

木造住宅からマンション、市の施設まで建築業界の最前線で培った経験を生かし、安心、安全、快適で長く暮らせる住環境を提案。大工経験から現場の声を大切にする家づくりは職人にも施主にも好評。リピート率も高い。

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