集成材の疑問⑮~集成材に合った作り方を
集成材とは簡単に説明すると小さな木材を接着剤で貼り合わせ大きな木材にした材料です。構造用と造作用に分類され、構造材は柱や梁などになり文字通り、木造住宅そのものを支えます。造作用は、身近な物でいえばテーブルなどの家具にたくさん使われています。
私は、集成材ではなく本物の木を構造材に使っています。集成材は、階段やカウンターなど構造と関係ない造作用しか使っていません。その理由の第一は、集成材の耐用年数が不明なことです。
集成材が現在のように使用されるようになって15年程でしょうか。構造材として住宅に使用するには、実績がないと思っているからです。
今までは大工が墨を付け加工し組み立ててきましたが、最近の木造住宅は集成材をプレカット工場で加工し現場で組み立てている家が多くなりました。家の作り方(材料の加工)が変わったのです。
なぜ作り方が変わったのでしょうか?
そして一番大事なこと、
「本当に集成材で作れば施主(消費者)にとっていい家が出来るのでしょうか?」
このコラムは、私が集成材について私が疑問に感じていることを書いていきます。
次回は「集成材の疑問②~集成材の強度」です
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