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結露⑫~逆転結露と内部結露が起きるわけ

鈴木敏広

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テーマ:結露

今の住宅は高断熱住宅が多く、冬暖かく夏涼しい家にするため断熱材を入れ、隙間をなくすように窓などもアルミサッシで外部の空気が家の中に入らないようにしています。つまり、外気を遮断して室内の空気は住みやすいように人がつくっているのです。
日本の昔の家のように建具などで外気を上手に調整している住まいではなくなったのです。

結露⑫

夏の外気温が35度を越え、湿度80%以上でも室内温度は28度、湿度60%。冬は外気温が0度でも室内の
温度は18度にすることができます。エアコンなどの人工でつくった室内環境の中で生活しているため、外気の温度湿度とは関係なくなります。
その温度湿度の差はすべて床下、天井裏、壁の中の断熱材で処理しなくてはいけなくなり、高断熱になるほどその差は大きくなります。ですから、湿気が侵入すれば結露する可能性が出てくるのです。


次回は、『結露⑬~壁の結露は大問題』です。


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鈴木敏広(一級建築士)

まちの大工さん 鈴木工務店

木造住宅からマンション、市の施設まで建築業界の最前線で培った経験を生かし、安心、安全、快適で長く暮らせる住環境を提案。大工経験から現場の声を大切にする家づくりは職人にも施主にも好評。リピート率も高い。

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