結露①～日本の家は作り方が変わった

2015年10月20日

テーマ：結露

コラムカテゴリ：住宅・建物

多くの家は日本に向いているのでしょうか？

現代の日本のほとんどの家は、床、壁、天井（屋根裏）に断熱材を入れ、窓などの開口部にはアルミサッシを使用して高気密（外気が入らないようにする）な家を建てています。室内は、エアコンなどを使用し、快適な環境にしています。
つまり、外気と室内は全く違う温度・湿度の状態にしているのです。

外気と関係のない室内環境（高気密住宅）にするために断熱材を入れないといけません。
断熱材は、その名のとおり熱を断ち、断熱材を境に外と内を分けることができます。ところがその断熱材が結露の原因につながると私は考えています。

これからの家は、冬は暖かく、夏は涼しい性能が求められます。それは結露との戦いです。
私たちつくり手が結露しないように家をつくることが大事になると思っています。

次回は、『結露②～昔の日本の家』です。

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