調湿9~最近の日本の家
省エネとは生活している人が快適に生活できればいいはずです。そう考えると調湿材はもっと使われるべきですが、ほとんどの家が合板の床、壁と天井が石膏ボードにビニル壁紙となっているのは、国の省エネの基準は17に書いたように断熱材とサッシの性能でしか決めていないからだと思っています。
新築工事やリフォーム工事で一定の省エネ基準を満たせば、補助金がもらえる制度がありますが、調湿材の使用が対象になったことはありません。使えば効果があると分っているのに、あまり使われていないのは、補助金の対象にならないからではないでしょうか。
自然素材(柱の木やタタミなど)が調湿能力が一定しないから補助金の対象としてだめなら、調湿建材を補助金の対象にすべきだと思います。調湿建材は国で基準を設けていてその性能は分かっていますから、簡単なはずです。また、調湿建材の中には施工性がよいものもあり、部屋の一部だけ施工するリフォームにも対応できます。
次回は「調湿19~家の使い方も変わった」です。
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