調湿19~家の使い方も変わった
土壁はほとんど使用されなくなりましたが、現代でも木材や珪藻土、炭などの他にも調湿建材といわれる木、石、土などをベースにして作られた新しい人工材料があります。このような調湿建材を使用することで室内湿度を調節することが出来ます。
私はほとんどの工事で部屋の天井に(株)大建工業製の天井材ダイロートンを使っています。この材料は、調湿、断熱、吸音性に優れてしかも燃えません。天井はほ床と同じぐらいの面積がありますから、天井に調湿性能のある材料を使えばその効果は大きくなります。
余談ですが、10年以上前に昭和40年代につくられた社宅に住んでいる親せきが押入で結露して困っているという相談を受けたので、(株)大建工業製の湿気を調整する押入用のボードをカットして渡したことがあります。それから数年生活したようですが、結露しなかったそうです。
次回は「調湿16~調湿材の仕組み」です。
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