階段2~A階段が多いわけ
階段をリフォームする方はあまりいません。もしかすると室内でも最もリフォームしにくい場所だと思います。階段は上の階と下の階をつなぐ場所であるため、梁があればできないなど構造上できない場合が
あります。そして、階段は1階の床と2階の床に繋がり、壁はそのまま2階の壁に繋がっていきます。もしも
リフォームならば1、2階の壁と床も関連した工事になります。
数年前に階段をリフォームした時の話です。
下で90度回る階段で段数が13段(2階の床まで)の回り階段でした。その回り階段と勾配が気になったので、階段を増やし、回り部分も3段から1段に減らしました。勾配が緩くなったため、上がり易くなったとお客さんにも喜ばれました。2階の廊下に余裕があり、梁が関っていなかったこと、その他に1階、2階の廊下から水廻りを含めた大掛かりなリフォームだからできた工事でした。
ほとんどの家の場合、階段から廊下、各室へと行きます。階段の位置を変えることは、内部を全面リフォームするぐらいの工事でないとできないのです。それだけ階段のリフォームは難しく、しかも費用もかかります。間取りを変更する様な工事とは比べものにはなりません。
次回は、『階段10~高齢化時代の階段』です。
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