階段10~高齢化時代の階段
A階段が多い理由は、A階段の平面図を見ると正方形です。正方形だと間取りを考える時に楽なのです。階段の設計は、3尺や1mの基準寸法をマス目で考えることが普通です。A階段は正方形ですから4マス分。面積も小さく、梁も四角に配置するだけで簡単です。B階段のような折り返し階段は、A階段の周り部分の段数を直進部分に配置します。その分だけ面積は大きくなり、正方形でなく、長方形になります。A階段と比べると面積必要となり、間取りの設計も難しくなります。
A階段は上がる場所と上がった場所がほぼ同じため、1階と2階の同じ位置に同じような大きさの部屋が配置できるので、多くの場合長い廊下が入りません。しかし、回転しながら120㎝上がります。足を踏み外せばケガをしやすく、間取りに都合がよくても危険ではダメだと思います。
次回は、『階段3~階段は危険な場所』です。
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