10年で塗装しないといけない家2~昔の窯業系サイディングは丈夫だった
元々、日本の外壁は土か板でした。土は水に弱く、板は火事の時に燃えてしまうため外壁にモルタル
(セメントと砂と水を混ぜたもの)を塗りました。しかし、モルタル壁は重くてクラックが入りやすく、工事に時間がかかるので工事費が高いことなどから、モルタルと同じように燃えないが、クラックが入りにくく、工事費が安い外壁材として窯業系サイディングが使われるようになりました。また、窯業系サイディングには
たくさんのデザインがありますから、なおさらモルタル外壁は敬遠されたのです。
モルタル外壁は手間がかかり、クラックが入りやすいと書きましたが、施工さえよければ大きなクラックも
入らずに30年、40年と雨漏りしません。実際にそういった家を何度も見ています。
雨漏りしなかったわけは、“モルタルは窯業系サイディングほど太陽に照らされても膨張しないので、モルタル外壁の塗装が傷まない”だからです。
「10年で塗装しないといけない家10~最近の窯業系サイディング」は、4月3日の予定です。
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