つかさや工事日記8~トイレB着工 の前に養生
問題の目隠し壁です。
現場で壁を建てる準備が始まる頃、店主から少しでも明るくしたいので、鴨居の上は空けてほしいと依頼がありました。鴨居の下の壁(トイレの戸の正面の壁)に何を張るか?という話になり、店主の希望は板張り。そこで、客席側には腰板に使う板を鴨居の下まで張り、反対のトイレ側は合板張りにすることになりました。
あとは奥の座敷側からトイレが見えないようにする壁をどうするか…現場で作業をしているうちの職人からタテ格子のスクリーンにしたらどうかと提案がありました。タテ格子は、昔の家の玄関などによく造られていましたが、最近はあまり作られません。羽の向きを考えればトイレの戸は見えにくくなりますし、隙間を開ければ、窓の光は入ってきてそれほど暗くなりません。
なるほど。和風の店なので雰囲気も合いそうです。いい案なので店主に格子にしたい、と提案し、工事が再開しました。
次回は、『つかさや工事日記10~トイレB 完成』です。
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