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リフォームの時代② 空き家750万戸

鈴木敏広

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テーマ:リフォームの時代

新築ではなく、なぜ今リフォームなのかという理由はたくさんあると思いますが、一つ目の理由は750万戸の空き家があることです。戦後の成長期に国の政策もあり、家がドンドン造られました。
現在、750万戸も余った理由は、日本人の寿命が延びたことと核家族化が進み、親の家と子の家が建てられたこと。他にも生活の仕方が変わったことも空き家が増えた理由の一つです。

 
           

日本人の寿命が伸びなければ、親の建てた家に子がそのまま住んだかもしれません。もしくは親の家を解体して同じ場所に新しい家をつくったかもしれません(一軒壊して一軒建てれば数は同じ)。また、親が亡くなれば、親の家は親族ではなくても売却して誰かが住んだかもしれませんが、人口は減り、子世帯は自分の家があるので住む人のいない親の家はそのまま空き家になってしまい増えているわけです。おそらく人口減が続く限り、この傾向はつづき、空き家はこれからも増えると思います。

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専門家

鈴木敏広(一級建築士)

まちの大工さん 鈴木工務店

木造住宅からマンション、市の施設まで建築業界の最前線で培った経験を生かし、安心、安全、快適で長く暮らせる住環境を提案。大工経験から現場の声を大切にする家づくりは職人にも施主にも好評。リピート率も高い。

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