リフォームの時代⑬ 急成長したリフォーム業界のひずみ
新築工事は減り、リフォーム工事は増えています。リフォームは、建築業法で500万円未満、150㎡未満の工事は無許可でできますから、誰でも参入できます。このコラムを読んでいるあなたも上の条件を満たせば明日からリフォーム工事業者になれます。
以前(今もいると思いますが)は「床下を点検させてください。」と言って白蟻工事や無駄な床下補強工事をする業者。最近では、太陽光パネルを販売して、設置工事で屋根に穴をあけ雨漏りさせる業者。
また、リフォーム工事会社でも本来しなければいけない工事(床下や配管の状態など)の確認を全くしないでキッチンや便器など設備の取替をし、後日、配管の傷みにより再び修理になることになっても工事のミスではないと言って、配管の追加工事(基本的に配管工事はキッチンなどの設備を外さないとできません)する業者・・・。
消費者にとっては迷惑な業者が減ることはないと思います。