吹き抜け1~大きな吹き抜けは大丈夫?
現在の計算は、壁の力や配置に重点が置かれていますが、吹き抜けの周りの壁は普通の壁より高さが2倍になります(下図参照)。
高さが異なる壁が混在して地震などに抵抗することになります。また、床がないため水平力の伝達がスムーズにいきません。吹き抜け廻りの壁は、バラバラに働くことが考えられます。
木造住宅は細かい材料をたくさん組合せてできています。ですから、バラバラに壁が働けばバランスが崩れ、災害時に分散して全体で力を受けられずに、局部に力がかかってしまうかもしれません。