年末にコンクール

2011年12月16日

今年の仕事納めはまた一大イベントのコンクールです。

今回は隣県石川県の金沢市で開催されます。

精一杯の踊り見せてほしいです。

コンクールの練習はもとより、作品の練習もしています。

群舞(コール・ド)の練習は一人ひとりの基礎能力を高めてくれます。

周りの人と合わせるためにはまず自分のことができなければいけません。

振付、方向、タイミング、列、そのほかにも頭からはみ出んばかりの情報を処理し、自分のことと周りのことが同時に判断がつくようになって初めてソリストになれます。

その経験を踏まえてより技術を磨き、コール・ドのことも気にかけて配慮できて初めてプリンシパルになれます。

またここまでの経験を踏まえてコール・ドやソリストのために奮起できる、そんなトップダンサーを目指していきます。

そんな段階をみんなは一生懸命踏んでいます。

バランスを崩す、列に並べない、そのほかにも周りに迷惑のかかることを極力減らす力をつけることで、個人の能力が上がっていっています。

それに気がついたときの子供たちの伸びしろは計りしれません。

どのポジションも、相乗効果があるのです。

コンクールでもこの効果を期待しています。