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吉田抄世

保険を通して企業のリスクマネジメントを提案する専門家

吉田抄世(よしださよ) / 保険コンサルタント

株式会社キャリアリング

コラム

介護保険の必要性

2016年1月10日

コラムカテゴリ:お金・保険

昨年12月に父(享年88歳)他界するまで、足掛け4年間 某老人保健施設にお世話になりました。
要介護3の段階から入所して年々認知症が進行し、とうとう要介護5になった時には家族が呼びかけても かすかにうなづくだけでしたが 苦痛をともなうことなく老衰で米寿までまっとうしてくれたのでとても安心したしました。結局 老人保健施設で最期までお世話になったのですが 昨年度の介護保険法の改正で施設にかかる負担割合が1割→2割負担になったので大変な負担でした。老健施設に入所当時は食事や嗜好品に至るまで ほぼ生活に必要なもので月々約10万円前後でしたが事業者の医療法人が撤退して新しい事業者に変更してからは約15万ほどに変更になり、 それでも 両親がもらっている年金からほとんどを施設料に回していたのである程度の貯蓄がなかったら大変だったと思います。
しかし追い打ちをかけるように 介護保険法の改正で所得に応じた負担割合が2割になったことで基本料金だけとはいえ月々20万円を超える施設料金にこれからどうしようかととても不安でした。

 そこで 最近の保険会社が販売している「介護保険」のお話を少し。。。
 「介護保険」は今後私たちの両親や自身の老後にとても重要な意味をもちます。すでに現在でも4人に1人が65歳以上 今後ますます高齢化社会に伴って要介護の認定者は倍増していくと言われています。もはや社会保障も当てにならない時代に入り 少なくなっていく年金から介護にかかる費用は負担できないとなると貯蓄に頼るか 子供に頼るか はたまた保険に加入しておくかしか選択肢がありません。それとは裏腹に民間の保険会社の「介護保険」は内容が劇的に良くなってきています。また、加入者が50代を中心に増えてきています。ちなみにM保険会社の介護保険は45歳まで告知で加入ができます。要するに診査が不要なんです。加入年齢は65歳までですが、介護が発生する要因のリスクは認知症だけではありあせん。50代や60代に圧倒的に多い脳梗塞やがんがきっかけで 要介護になるリスクがあるので決して早いとは思いません。保障内容は各社で違いますが 要介護1になっても一時金で30万円が出ます。 住宅改修したり施設に入所金として利用できます。また、要介護3になれば終身にわたって年金がもらえます。今後 国の介護保険は現在よりも良い条件になるとも思えませんから 終身の年金は家族の負担を軽減することができます。
私も父の介護の経験を通して 老いてもできるだけ幸せな生活を送れるようこれから色々準備していくことが多くなるでしょう。 保険もそのひとつかもしれませんね。
介護保険法改正は 
http://www.kaigonw.ne.jp/kaigo/hoken9.html

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