マナーうんちく話520≪電車内でお化粧するの、どう思う?≫
住み慣れた地域で、健康で生きがいを感じながら生活するには、健康への意識を高め、健康づくりに関する活動も必要でしょう。
また誰もが気軽に集い、交流し、楽しく学べる場や機会を増やし、生きがいを感じながら暮らせる環境づくりも大事です。
私が地域で主催している「生涯現役百歳大楽院」はまさにこれです。
ちなみに「生きがい」とは、人にとって生きる価値や意味を与えてくれるもの、つまり「生きる張り合い」と捉えていただければいいと思いますが、「生きがい」は日本独特の人生を表す言葉で「ikigai」で海外でも通用します。
また生きがいには3つの種類があります。
〇自分のために1人で行う活動⇒1人称活動
〇誰か(複数・グループ)とともに行う活動⇒2人称活動
〇他人のために行う活動⇒3人称活動
以上、どれに注力してもいいし、2つ、3つ並行してもいいと思います。
いずれにせよ最終的に得られるものは「自己実現」ですが、「地域活動」や「ボランティア活動」のように、社会貢献を視野に入れた「3人称活動」は、大きな生きがいにつながるでしょう。
そして、これらの根底には他者を思いやる心や、支え合う心が存在します。
・・・思いやるということ・・・
他者を思いやる心を「利他の心」と仏教では言いますが、平たく言えば他人のために行動することです。
実は、人は自分のためだけに生きるよりも、誰かの役に立っているときの方が、心が満たされることが多々あります。
幸福度も「誰かに喜んでもらえる」「誰かの役に立つ」時には上昇するようです。
そういえば、誰かに「ありがとう。おかげで助かったわ」といわれたら、自分までうれしくなりますね。
つまり「利他の心」は相手のみならず、自分までうれしくするものなのです。
言い換えれば大きな生きがいにもなるということです。
AI全盛の時代ですが、人が人を思いやる心を持つことは、これからもますます必要とされます。
また、思いやりはやさしさの表現方法ではなく、その人の心に向き合おうとする姿勢でもあります。
・・・支え合うということ・・・
一方的に世話になったり、助けられたりするばかりだと、心が晴れ晴れしますか?
おそらく大半の人は、居心地が悪かったり、気まずい思いをして、心が沈むのではないでしょうか?
今は困っているが、昔はよく人の世話をしたものだ!とか、この部分では助けを必要としているが、自分にはまだまだできることは沢山あるのに・・・って、寂しくて、情けなくなることも多々あります。
日頃から支援を受けている人、支援される側になりやすい人の立場になってみることが大事です。
10人10色といわれるように、人は価値観も、得意なことも、不得意なこともみな異なります。
ある時は誰かの助けが必要になるけど、別の時には自分の能力が人の役に立つときも大いにあります。
支え合うということは、「お互い様の関係」であるということです。


