マナーうんちく話520≪電車内でお化粧するの、どう思う?≫
猛暑、酷暑が続いていますが、暦の上ではそろそろ秋ですね。
「暑中見舞い」から「残暑見舞い」になりますが、2021年に「かもめーる」が廃止になり、2026年には夏用はがきの発売もなくなりました。
時代の流れと言ってしまえばそれで終わりですが、暑い夏と寒い冬に、遠く離れた友人やお世話になった人の健康を気遣う、日本ならではの風物詩がうすれていくのは、本当にさみしい限りです。
日本は、物の豊かさや利便性などと引き換えに、本当に大切なものをどんどん失っていく気がしてなりません。
7月の下旬に、百歳時代を心豊かに生きることを目指した「生涯現役百歳大楽院」7月講座で、「思いやり・支え合いのまちづくりフォーラム」を開催し、冒頭に《思いやり・支え合いによる魅力ある街づくり》と題して記念講演を行いました。
土用丑の日を控えていたので、最初に「うな重」の美しい食べ方を説明して本題に入りましたが、とても熱心に聞いていただき良かったです。
本題の内容をシリーズでご紹介いたします。
地域のみならず、ビジネスシーンでも、プライベートシーンでも大いに役立つことだと思います。
ぜひ参考にしてください。
・・・自分が生活している地域に居場所を求めて・・・
●地域交流
地域とは私たちが毎日暮らしている場であり、交流と支え合い・助け合いの場であり、以前は「お互い様」「おせっかい」社会としてうまく機能していました。
それが今では大きく様変わりして、地域の絆や信頼関係が薄れてしまっているところが多くなってきました。
大変由々しきことです。
少子高齢化、人口減少、過疎化に加え、個人主義の進行、オンライン志向などが大きく影響しているでしょう。
つまり、様々な理由で、町内会をはじめ地域の行事に無関心な人が多くなり、協働社会としての意味が希薄になってきたということです。
現在、年々独居暮らしの人が増加しているわけですが、これでは孤立や孤独感もますます助長されると思います。
私が暮らしている地域でもそうだと感じています。
ではどうする?
成り行きに任せるか?創意工夫を凝らし、なにかアクションを起こすか?
ただ、このままではだめだ、なんとかしなければ?と感じながらも、漠然とした状態になっているケースが多いのではないでしょうか。
そのような気持ちから少しでも前進し、自分が住んでいる地域を元気にするヒントを探ってみましょう。
ちなみに地域を元気にする基本的な考え方は、地域住民が主役になることです。
〇まずは、自分は地域の人間としての自覚を持つ
自分は地域の人にいつも支えられているのだから、地域のために自分のできることをしなくてはというように、主体を地域に置くことが先決です。
次に生活している地域のことを改めてよく理解することをお勧めします。
さらに地域の会合やイベントには積極的に参加することを心がけてください。
また地域で活動している人と仲良くなることも大事です。
地域の世話役を引き受け自分自身の存在感を高め、人脈を深める手もあります。
〇地域交流の必要性
交流の方法としては、相互の情報伝達を深める、つまり双方向の情報伝達を密にすることが大事です。
国際舞台とは異なり、地域では特に直接対話型コミュニケーションは大事で、これが活発に行われていれば、老化予防、脳の活性化をはじめ、精神面での健康を維持活性化する効果も期待できるでしょう。
さらに交流は文化そのものです。
文化とは互いの交流から生まれ、育み、継続していく側面があるので、地域交流は前向きに取り組んでいただければと思います。
〇地域における人付き合いの作法
地域の特性を理解し、地域特有の文化を受け入れ、適当な距離を保ちながら交流を深めることが大事です。
加えて平常時からのコミュニケーションを密にすることを心がけてください。
平常時のコミュニケーションが欠如していれば、非常時になった時に困ります。
ポイントをいくつか挙げておきます。
・日常の挨拶
・近所の人の名前を覚える
・規則や決め事は守る
・見知らぬ人には積極的に自己紹介をする(ケースバイケース)
・聞き役に回る
このほか、日頃から、他者を思いやる気持ちや、互いに支え合い・助け合う気持ちを大切にしてください。


