マイベストプロ岡山
  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ岡山
  3. 岡山のスクール・習い事
  4. 岡山のカルチャースクール
  5. 平松幹夫
  6. コラム一覧
  7. マナーうんちく話1994《子どもの幸福度がワーストクラス!本当にこれでいいの?家庭共食の勧め》
平松幹夫

講演会で大活躍!マナーと生きがいづくりのプロ

平松幹夫(ひらまつみきお) / マナー講師

人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾

コラム

マナーうんちく話1994《子どもの幸福度がワーストクラス!本当にこれでいいの?家庭共食の勧め》

2020年9月20日

テーマ:日常生活におけるマナー

コラムカテゴリ:くらし

日本人は今、四季や自然の美しさに恵まれ、物が豊かで、平和で、医療や社会保障制度が完備し、法と制度を遵守し、秩序が維持された社会で暮らしています。

食料自給率は先進国でワーストクラスですが、世界屈指の贅沢な食生活を謳歌しています。文化・教育レベルも高く、平均寿命と健康寿命も世界トップレベルです。

果たしてこんな恵まれた国が、地球上にどれくらいあるでしょうか?
しかし日本人の「幸福度」はお世辞にもいいとは言えません。

さらに先ほど発表された日本の子の幸福感はとても低く、国連児童基金(ユニセフ)が、先進・新興国38か国の、子どもの幸福度を調査した報告書では37位でした。

身体健康では1位で、経済的にも比較的恵まれていたが、学校でのいじめ、家庭不和などで、幸福を感じていない実態が明らかになったと報じています。

「すぐに友達ができる」と答えた15歳の割合は、最下位クラスだったというのも気になるところです。

教育の在り方、家庭の在り方にも大きな原因があると思いますが、中でも《家庭における食事の在り方》を再確認したいものです。

いじめに走る子も、キレル子も、だらしない子も、食生活と関係が深いことはよく知られていますが、近年特に家族全員で食卓を囲むことが減少傾向にあります。

加えて、たとえ家族と一緒に食べても、大人は和食で、子はハンバーグなどと、ばらばらの食事も増えています。異なるものを食べて、どこが悪いの?と首をかしげる人もいるでしょう。勿論勝手です。

しかし、そのような食卓では、子どものわがままや、好き嫌いがまかり通るので、結果的には、ひねくれた子に育ちやすいと思います。

箸使いしかりです。箸使いも箸を使う人の勝手ですが、同じ食卓を囲む人に、不快な思いをさせないというのがテーブルマナーの基本です。

相手のことも考え、美しい箸使いを苦労しながら学習して身に付ければ、その子は自然にいじめに走らなくなるでしょう。

食育の重要性が見直されていますが、そもそも「食育」とは、単に料理を作り、教えるものだけではないはずです。

「食」は「人を良くする」と書きますが、食育とはまさに人生100歳時代をよりよく生きることを教えることで、いわゆる食を通じた人間形成でもあるわけです。

そして、その食育の第一歩が「家庭での共食」だと考えます。
つまり家庭で、家族全員が食卓を囲み、団らんの時間を作ることです。

特に朝家族が揃って、朝ご飯を共にとる努力はなりより大切だと思います。

朝、家族が揃って同じご飯を食べるということは、一日の活力源を摂取するとともに、子どもにとっては、「いつも家族と一緒」という安心感を与え、安定した情緒を養う効果も期待できます。

さらに家族そろっての食卓は、人間にとって生きる基本である「食べるという行為」についての「イロハ」を学ぶ場でもあります。

「コケッココ症候群」が問われて久しくなりますが、家族共食の習慣が崩れ、「孤食」が増え始めた頃から、いじめやキレル子が増えてきた気がしてなりません。

和食・洋食・ブッフェ等のテーブルマナーに30年以上関わっていますが、ここ10年くらいは「食卓から発信する家族のハッピーライフストーリー」というタイトルで、家族共食の大切さに触れ続けています。

家族がともに食事をする「共食の機会」を創意工夫して作りたいですね・・・。

農業・漁業等により生み出された食料に、家庭の調理が加味され、食卓になる。
その食卓で、日本の食文化の中心となる、稲作にまつわる年中行事も楽しんでいただきたいと考えています。
自然の恵みに感謝し、収穫の喜びを、家族や地域で共に味わえば幸福感は高まる。そう確信しています。
年中行事や人生儀礼の行事を、もっともっと家族で味わっていただきたいものです。

この記事を書いたプロ

平松幹夫

講演会で大活躍!マナーと生きがいづくりのプロ

平松幹夫(人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾)

Share

関連するコラム

平松幹夫プロへの
お問い合わせ

マイベストプロを見た
と言うとスムーズです

お電話での
お問い合わせ
090-4573-1062

 

お問い合わせはお気軽にどうぞ

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

平松幹夫

人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾

担当平松幹夫(ひらまつみきお)

地図・アクセス