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コラム
マナーうんちく話1915《長い人生は「ありがとう」で大きく好転する!》
2020年1月14日
時代の流れが慌ただしくなった今では。3が日を過ぎると正月気分も薄らいでいきますが、かつては7日の「七草粥」、11日の「鏡開き」、15日の「どんど焼き」「小正月」、20日の「二十日正月」と正月の行事は続いていたようです。
だから私は少なくとも、この時期までは、その年になって初めて顔を合わす友人・知人には、「明けましておめでとうございます」の挨拶を交わします。
ちなみに「明けましておめでとうございます」は、正月に里帰りされる年神様へ発する言葉ですが、これには「ようこそお帰り下さいました」という歓迎の意味、「五穀豊穣や健康長寿」へのお願いの意味、「おかげさまで今年も無事春を迎えることができました」という感謝の意味などが込められています。
ところでマナーの根源を成す要素の一つに「感謝」がありますが、「感謝する」ことは幸せ効果を高めるといわれています。
また感謝の気持ちを持つことで、長寿にもいい結果を与えるという研究報告もあります。
幸せだから感謝するというのではなく、感謝するからハッピーの女神がほほ笑んでくれるということでしょう。
感謝することで免疫力が高まり、病気になり難くなったり、病気になった時でも感謝することで回復が早まる効果があるともいわれています。
さらに感謝の気持ちを持つことで、人間関係が良くなり、その結果幸せになることもよく知られています。
だからどんな些細なことにでも感謝の気持ちを抱き、できる限り「ありがとう」の言葉を発することが大切だと思います。
口に出して「ありがとう」と伝えられない時には、心の中で言ってもいいと思いますが、相手の目を見て、笑顔を添えて「ありがとう」が言えるよう努力してくださいね。
とにかく幸せになりたいなら「ありがとう」の言葉を発することをお勧めします。
愚痴や文句は心をすさんだものにし、自分で自分の首を絞める結果になりかねません。
一方「ありがとう」という感謝の気持ちは、心を豊かにしてくれ幸せにしてくれます。
令和2年の目標の一つに「ありがとう」を加味されることをお勧めします。
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