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平松幹夫

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コラム

マナーうんちく話1859《令和に【礼】を考える⑧「門に入れば笠を脱げ」》

2019年7月15日

テーマ:贈答のマナー

日本で最初に成文化された礼儀作法は聖徳太子の「17条の憲法」だといわれていますが、以来「礼節の国」日本には礼儀作法の大切さを説いた言葉は沢山あります。

今回はプライベートでもビジネスシーンでも特に大切にしていただきたい「門に入れば笠を脱げ」という言葉に触れてみます。

現在は帽子やビニール傘や日傘が主流になりましたが、昔は日差しや風雪を避けるためや、顔を隠すためには菅・竹の皮・井草・藁などで作られた「笠」をかぶるのが一般的でした。

門に入れば笠を脱げとは「人の家に入ったら頭にかぶっている笠を脱ぐ」ということですが、これには多様な意味が込められています。

〇「礼儀は適切な場所で行え」ということです。
例えば自分の部屋に1人でくつろいでいるときには、思い切り足を崩したり、下着だけでリラックスできますが、他家を訪れたときにはそうはいきませんね。

ちなみに他家を手土産持参で訪問した時には、冬であれば家に入る前にコートやマフラーと取って中に入ります。玄関先では簡単な挨拶で済ませ、部屋に通されたときに丁寧な挨拶をして、改めて土産を渡します。

〇「郷に入れば郷に従え」という意味もあります。
都会から地方に移住してくる人が増えています。
地域が活性化するので歓迎される場合が多く、都会から地方に移住して華々しく活躍している姿がよく紹介されています。

移住した人も、受け入れる地域の人も、共にハッピーになれば素晴らしいことですが、中には地域住民とのコミュニケーションが図れず苦労している人もいます。

都会と地方では風習もしきたりも異なる点が多々あるので、地域に移住する以上はまさに「門に入れば笠を脱げ」の言葉を思い浮かべて、地域に溶け込み、地域の人と仲良く接し、しきたりや風習にも打ち解けて欲しいものです。

また地域活動にも精を出してほしいですね。
ただし初めてのところで新たな人間関係作りは容易ではありません。

いきなり打ち解けても尊敬を失うことにもなりかねません。
また人がいいのも度を越えれば馬鹿にされます。
不必要に熱意を発揮すれば、いいように利用される場合もあります。

小手先のスキルを駆使するのではなく、先手必勝の挨拶、笑顔、聞き上手、褒め上手など基本的なコミュニケーションを図りながら、焦らずに絆作りに励んでください。

加えて同じ日本でも「ところ変われば品変わる」ですが、外国ともなれば文化も、宗教も、気候風土も、食べ物も大いに異なります。

また礼儀作法の概念も異なります。

日本では謙譲の美徳は好まれますが、外国では逆効果になりかねません。
さらに日本では男性優位のシーンがまだ根強く残っている点が多々ありますが、国際社会、特に英語圏では基本的にレディーファーストです。

また人前で鼻をすすったり、口に手を当てるようなしぐさなどもお勧めできません。

予備知識が大切ということです。

この記事を書いたプロ

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