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平松幹夫

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コラム

マナーうんちく話134≪贈答の基本とマナー≫

贈答のマナー

2011年9月14日 / 2012年4月17日更新

【冠婚葬祭の知識とマナー12】 贈答の基本的な知識とマナー

今まで水引や熨斗袋に触れてきましたが、ここで改めて3回に渡り、「贈答に関する基本的な知識」と、「贈り物をする側のマナー」、及び「贈り物を頂く側のマナー」について解説していきます。今回は、「贈り物に関する基本的な知識」についてです。

本来贈答とは、神事の時に神様へお供えする供物で、その後神事を司った人たちや、参加者がそのお下がりを、共に食し、やがて多くの人達の間でやり取りする、贈答の習慣へと移行していきました。

今では、「おめでとう」「お世話になりました」「ありがとう」「よろしくお願いします」「ごめんなさい」等の気持ちを、品物に変えて渡すのが贈り物です。
従って、贈り物を「する側」と「される側」の、心と心が通い合うことがなにより大切です。そのためには、これらの贈り物に込められた気持ち、すなわち「贈り物の目的」を明確にすることが必要です。いままで熨斗袋の表書きについて触れてきましたが、熨斗袋の表書きは、「贈る目的」を簡潔に表したものにほかなりません。

●贈答の目的
①日頃世話になっている人々に、感謝の気持ちを伝える。中元・歳暮等。
②互いに、めでたさや嬉しさ等を分かち合う。入学祝い・長寿祝い・誕生祝い等。
③内祝いや香典返しなどの、「お返し」的な意味を持つ。
大体大きく分けて以上ですが、相手に喜んでもらうには、これらの目的が明確にされることです。

何のために贈られたのかわからない贈り物は、相手にとって迷惑にもなりかねません。
特に、上司へのご機嫌伺い、お得意様とさらに仲良くなるため、思いを寄せている異性、ミスを円満に解決したいとき等、目的が少々曖昧な時は注意が必要です。
また、不正な目的で贈る金品を、「ワイロ」「袖の下」「まいない」等と呼びますが、社会儀礼として常識的に認められる範囲内で行うことも大切です。


●贈る品物に関して
いつものことながら、何を贈るか、何をお返しするか悩みは尽きないモノです。
ポイントは相手のライフスタイルや好き嫌い、さらに家族構成、年齢、生活の程度、地域性等を把握することです。勿論価格にも常識の範囲が有ります。それでもよくわからないときには、誰もが知っているブランド品、保存がきくもの等が一般的です。
いつも上位にランクされる、食品や嗜好品は、俗に「消えもの」と呼ばれ気軽に贈ることができます。またお返しには「生活雑貨」等が多いですね。

●その他
日本では結婚祝い、入学祝い、香典等のように慶弔時に「お金」を贈りますが、このスタイルは日本独特です。外国では、このような文化はあまり見られませんので、外国の方への贈り物には「お金」はお勧めできません。また「お返し」という文化もしかりです。


物が豊かで、平和で、人の和を大切にする日本人は、贈り物をやりとりするのが、世界一好きな国柄ではないかと思います。長寿祝い、結婚祝い、お歳暮、お中元など、その都度贈り物をするのは面倒で大変でしょうが、贈り物ができること、贈り物をする相手がいること等へ感謝しつつ、贈る相手が喜んでくれる顔を思い浮かべながら、あれやこれやと迷いながら品物を選ぶ時は幸せだと思います。
目的にマッチした贈答を大切にすることは、絆づくりの基本です。




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