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平松幹夫

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平松幹夫(ひらまつみきお) / マナー講師

人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾

コラム

マナーうんちく話1643《今流の男の礼儀作法⑬「和室における立ち居振る舞い」》

2018年3月30日

テーマ:マナーの心得

コラムカテゴリ:スクール・習い事

【和食と共に心得ておきたい和の礼儀作法】
国際化の進展に伴い、日本のしきたりや作法の影が薄れていますが、これらは世界に誇る素晴らしい文化です。

特に和の礼儀作法は、西洋のマナーは危機管理的要素が濃いのに比べ、「思いやりの心」が基盤ですから、世界平和にも貢献できる素晴らしい文化です。

但し国際基準の「プロトコール」より異なっている点が多々ありますので、ポイントはぜひ押さえてください。

国際基準では「レディーファースト」「右上位」ですが、和室におけるマナーは男性優位をお勧めします。
加えて国際基準では右上位ですが和の作法は左上位です。
例えば和食でもご飯と汁ものの配置の仕方はご飯が左で汁は右になります。
米は最優先されたわけですね。

また日本では西洋と異なり、部屋に入る時には靴を脱いで上がります。
従って和室において、靴の脱ぎ方にも厳格な作法があります。
まず正面を向いたまま上がり、膝をついて(跪坐の状態)靴の向きを直してください。
自分の靴は下座に置きますが、玄関では下駄箱がある市が下座になります。

但し旅館や料亭で下足番(履物係)がいるようなところでは、脱いだ靴は係りの人にお任せください。

自分でしたら係りの人の仕事がなくなるからです。
この際「おねがいします」「ありがとうございます」の一声があればいいですね。
品格というものはここに出ます。

和室に入る時は、襖の前に正座して、ひと呼吸おいて襖を開けます。
座布団は進められてから座るのがお勧めですが、挨拶をするときには座布団から降りてします。

なお和室では基本的には「座礼」で、相手に応じて軽いお辞儀か、深いお辞儀かを判断してください。
ちなみに「立礼」は相手と目を合わせますが、座礼は目を合わせません。

詳しくは「マナーうんちく話《和室における礼儀作法》を参考にしてください。
さらに姿勢には常に気を使ってくださいね。

日頃からの心掛けが大切です。

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