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平松幹夫

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平松幹夫(ひらまつみきお)

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コラム

マナーうんちく話1603《「小寒の氷 大寒に解く」。物事は思い通りにはいかない・・・。》

マナーの心得

2018年1月19日

3月から4月並みの気温が続いていますが、1月20日は二十四節気のひとつ「大寒」です。

暦の上では一年で一番寒いとされる時期で、味噌や酒の仕込みのニュースが聞こえてくる頃ですね。
ちなみに大寒の水は雑菌が少ないので、長期保存によく効くとされています。

また寒さが非常に厳しい時期のことを「寒の内」と表現しますが、寒の内とは、1月5日の「小寒」から2月3日の「節分」までです。
寒中見舞いを出されるのもいいでしょう。

ただし、暦の上で、一年で最も寒い時期は1月20日の「大寒」から節分までとされていますが、あくまで暦の上での話で、自然は必ずしも人間が決めた暦通りにはまいりません。

《小寒の水、大寒に解く》という言葉があります。

本来なら小寒の水より大寒の水のほうが冷たいわけですが、大寒のほうがかえって気温が上がるということです。
だから小寒に凍った氷が温かくなった大寒にとけるわけです。

これが転じて、物事は必ずしも順序通り、予定通りにはいかないと例えた言葉です。

ところで1月20日は「二十日正月」でもあります。

正月に里帰りされた全ての神様が天に帰られる日です。
つまり正月の祝い収めの日で、これですべて正月行事を終える節目の日です。

正月気分を一新して、本格的な活動に移る時ですが、何もかも順風満帆にはいかないということを気にかけておくことも大切です。

色々とアクシデントに見舞われることもあるでしょう。
短気を起こさず、これらの一つ一つが自分を成長させてくれると前向きにとらえることも必要だと思います。
だからこそ何事にも希望が持てるわけですね。

昔の人は一年で一番寒い時には、引きこもることなく、それを前向きに捉え、いろいろなことに挑戦しています。

今でもこの時期に行われる「寒げいこ」もそうでしょう。
加えて寒い時期に相手を思いやる「寒中見舞い」も出しています。

寒中は自分磨きに最適の時かもしれませんね。
後は「立春」が待っています。
元気を出して前進してください。

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